
前向きに考えたのは、まだフルマラソンには早過ぎる!
って事で、
まずはハーフに挑戦してみようと思い、
今回の西宮国際ハーフマラソンにエントリーしたんです

コースは甲子園球場前を出発し、
少し南下して武庫川河川敷まで出てから北上して国道171号線を越えたところで折り返し、
国道43号線近くの特設会場がゴール。
では、さっそく

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(開会式)
開会式の時は少し冷んやりしてましたが、時間が経つにつれて寒さも和らぎ、
(スタート地点)
10:30のスタートの時点では暑くなりそうな日差しでした。
普段週2回夜に5km程走っていたのですが、
日中に走る事も高校の強化マラソン(行程の10kmくらいほぼ歩いてた)以来で
しかも、5km以上の距離を走るのも未知でして、、
(5kmあたり)
多少不安もありましたが、意外と沿道の子ども達などの声援に勇気づけられたのもあって、
10km辺りではいつもと同じペースで走れていました。
ですが、さすがに10kmを越えてからは少しずつペースが落ちてきていて、走りながら考えてたのは、
体力はなんとか持ちそう!
足の疲れも無いことは無いけど、残り半分て気持ちで乗り越えられそう!
でも、足をしっかり挙げられなくなってるなぁ。。
でした

(折り返し地点近くの報徳学園と15km地点)
この時点で残り6km!
と、自分に言い聞かせて気合入れたんですが、
しばらくして直ぐに左ふくらはぎ(腓腹筋)がこむら返りをしそうになり、
持参の水素水と、給水場で塩分を補給し、しばしストレッチをして、
なんとか悲鳴をあげてた筋肉も落ち着きましたが、一気にペースダウン。
それまで6分/kmペースだったのが、7分/kmに落ちて、ゴールまでが遠く感じてきました。。
で、残り3km地点で、43号線を目前にして右スネの筋肉(前脛骨筋)が
あんまし負担かけたら攣っちゃうよ!信号を送ってきて、
気合を入れ直したのですが、あまりペースを戻せずで、、
もはや、この時点では筋肉疲労のピークで、もう写真も撮る余裕もなく、
只々、歩いて走ってを繰り返してゴールを目指すだけでした。。
そして、スタートから20km地点で、
な、なんと!
BBQをしているファミリーがいるではありませんか、、
その焼けた肉の煙で一気に空腹感が出て来て泣きそうになりながら、
最後の力を振り絞ってゴールに向かいました!
(ゴール直後に保存したiPhoneアプリの画面)
とまぁ、目標は2.5時間だったので、2時間18分だと十分な記録で完走しましたが、
完走してトレーナー目線で思った事は、、
フルマラソンに挑戦するには、やっぱりまだちょっと早過ぎるのかなと。。
理由は、ハーフでスムースに完走できる身体では無かったことで、
現状では、足腰の筋力不足と、あとはなんと言っても減量が必要なのが挙げられます。
余談ですが、股関節・膝関節・足関節にかかる負担は
歩く:体重の約2~3倍
階段:体重の5~7倍
走る:体重の約10倍
と言われています。
つまり、体重が80kgの私がマラソン中に常に800kgの負担をかけていることになり、
日常生活で歩いているのと比較して約3~5倍の負担がかかっているのです

これでは根性論で完走するもとてつも無く大変です

このことは走るだけでなく、膝の痛みや股関節の痛みを抱えている方にも言えます。
話を戻しますが、
一走者として完走して思った事は、
今まで、持久走は大キライで、なぜ走りたがるのか理解出来なかったのですが、
ハーフとは言え、マラソンにハマる人の気持ちが少しわかったような気がします

一言で言えば、「達成感」です

きっとこれは、挑戦してみてこそ
初めて味わえる感動ではないでしょうか…

皆さまもチャレンジしてみては
