中盤から怖さの質が変わる変化球ホラー
『ディスコード』
疎遠になっていた母の死
葬儀のため実家に帰省したアニーだったが、この家に来てから彼女の周辺で不可解な現象が起こりだす
姉が子供を残し突然失踪し、葬儀の後に泊まり来た従姉妹も姿を消してしまう
さらに彼女を苦しめる怪現象・・・不気味な者の気配・・・
アニーは霊能力を持つ友人に助けを求めるが、そこで彼女はこの家に隠された身の毛もよだつ真実を知る・・・
商魂丸出しな日本版のジャケデザインがクソだったので、雰囲気の良いこちらをチョイス(原題は「THE PACT」)
低予算のお屋敷ホラーなんだけど恐怖演出がなかなかうまい
雰囲気やたたずまいで恐怖を感じさせるのが下手な洋ホラーだけど、この作品は静かで不気味な空気が漂ってる
部屋の隅や壁の向こう、扉の隙間などなど、特に何が写ってるわけでもないのに怖いと感じさせ、夜トイレにいけなくなるコト必至
が、それは前半までの話
後半アイツが出てきてから急にアメリカンなノリに変わってしまうんだな~(;^_^A
前半けっこう良い緊張感だっただけに、それがフッと切れて思わず笑ってしまった
「おまえ何やねん!」と関西人じゃなくても思わず関西弁が出てしまうくらいの急展開
個人的にはコレはコレで面白いし、ツッコミ所いっぱいだけど悪くはないと思います
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『ディスコード』(2012年/アメリカ)
監督・脚本:ニコラス・マッカーシー
キャスト:ケイティ・ロッツ/キャスパー・ヴァン・ディーン/アグネス・ブルックナー 他