千葉雅也さん「現代思想入門」を読んだ。

 

正直、「現代思想」関連の本で、最初から最後まで読めた本は、初めてかもしれない。

面白かった、と思えたのも、初めてかもしれない。

 

フランス現代思想というのは、

浅田彰さん、中沢新一さんらが紹介して、一時期、めちゃくちゃ流行った。

「ポストモダン」とか「ポスト構造主義」という言葉も、

どこかで聞いたことがある人が多いだろう。

 

大学時代、鴻英良先生という演劇批評家の先生の授業をとり、現代思想をかじったことがある。

その時に、フーコー「性の歴史」に触れたのだが、正直、読んでもよくわからなかった。

なぜ演劇の先生が?と思う方もいるかもしれないが、

演劇を現代思想を絡めて批評する面白い先生だった。昨年お亡くなりになったようで、本当に残念。

 

「同一性」と「差異」の二項対立から”脱構築”する

 

この文章を読んで、意味がわかりますか?

 

これがちゃんと説明できる人なら、この本を読む必要はないと思います。

だけれども、意味がわからなかった人で、その意味が知りたい、と思う人なら、

この本は絶対におすすめ。

 

この本の主な内容は、デリダ、ドゥルーズ、フーコー。

「脱構築」をキーワードに、

デリダ 二項対立を”脱構築”する

ドゥルーズ 存在を”脱構築”する

フーコー 社会を”脱構築”する

 

巻末の現代思想の読み方、というコーナーも、大変面白い。