西洋占星術の勉強をされている方へ。
8ハウス、難しくないですか。
5ハウスと違い、おおっぴらにするようなハウスでもなく、人に根掘り葉掘り聞けるような感じでもない。
私は、ネイタルチャートの8ハウスには天体が何も入っていないため、なかなか体感みたいなものが得られません。
現在、私の8ハウスにはトランジットの木星と天王星が入ってきているので、
8ハウスを体感するチャンスかもしれません。
木星は今年の3月から、天王星は2022年6月から8ハウスにはいっています。
まず木星から考えると今年の3月から来年の4月頃までは、8ハウスを発展させてくれるとも考えられるし、8ハウス的なことに寛容になれるとも考えられます。
天王星は2030年6月までいるので、2030年の6月以降、天王星が過ぎ去ったころ、
8ハウス的な事に何かしらの変化が起きたことが分かるのかもしれません。
結構先だな・・・
まず8ハウスを、軸で考えてみます。
2ハウスー8ハウスは「所有」、2ハウスが自分の所有に対し、8ハウスは他者の所有。
所有の一つであるお金を、他者のお金という視点でみてみます。
私は現在収入がないので他者のお金(夫の収入)に依存しているともいえます。
また、このことに対し「ま、いっか、私が収入を得るまでは暫く甘えさせてもらおう」といった状態になっています。
この状態は、以前は考えられませんでした。
ずっと共働きだったため、経済的に依存することには慣れていない。
これだけでも、木星と天王星両方の影響が出ているといえます。
また、8ハウスのお金は、すぐに自由になるお金ではないので「株」も示します。
コロナ禍で株価は一時下がりましたが、その後は皆さまもご存知の通りです。
現在、私個人の給与収入はないものの、絶好調な投資成績により気分的に楽であるといった状況も、木星的かなと感じます。
ただ天王星もいるので、図に乗って衝動的なことをしないよう気を付ける必要はあるといえます。
8ハウスの所有は、他者のお金だけではありません。
例えば、他者が所有している知識や技術ともいえます。
と考えると、
2022年10月から先生につき、ホロスコープを通して自分に向き合う技術を習ったこと。
2023年10月からは占星術全般における知識や技術を、師事している先生から現在も受け継いでいる今の状態とも考えられます
どんなこともそうだと思いますが、占星術もまた奥が深く、本当に沼で。
8ハウスは所有以外にも、「深く関わる」とか「死と再生」の場でもあります。
占星術の沼にどっぷりと浸かり、受け継いだ占星術を通して、私の精神性が変容していくともいえるかもしれません。
おそらく今は変化の過程なので「自分が生まれ変わったな」という実感はないです。
そして大事なこと。
8ハウスで貰ったものは独り占めしてはいけません。
私の場合は8ハウスカスプ牡牛座で、カスプルーラー金星は7ハウスにあります。
つまり、得たものを他者とシェアし分かちあう必要があるということです。
そろそろ、鑑定募集に向けて準備進めます。