4ハウス火星の一例 | horoskooppi tuki

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星のエールをおくります

今日は占星術を勉強している皆さまへ

4ハウスカスプ山羊座、在室天体火星って、どんなかな?についての一例をシェアします。

あくまで一例であり、占星術本に書いてある通りなので、あまり参考にならないかもしれませんが。

イメージとしては、きっちり山羊座保守王国に、自由水瓶座連合からやってきた戦士が悪戦苦闘している、そんな感じでしょうか。

 

まずは、4ハウス火星について。

1. 「賑やかあるいは騒々しい家庭」

→我が家は両親の言い争いが多かったので、これは当たっていると言えます。

そこに、親の言うことにいちいち反抗する私が加わるので、

それはそれは騒々しい家庭になります。

いがみ合うとか、仲が悪いというのとは違うのですが、母はネチネチ批判系で、

父と私は短気で単純。

まぁ、合わないのです。

仲良し親子とは程遠い感じですが、「主張する」という事が家庭内で訓練されたとも言えます。

また、親子といえども、親は親、子は子で異なる「個」としての存在だということ。

そして「家族仲良し」に無理に縛られる必要もないのだと成長するにつれ思うようになりました。


2.「独立心旺盛」

→これは私に関してはそうです。

幼稚園に入る前には、「これからは一人で寝る」と宣言し、かなり早い段階から一人で寝ていたと思います。

また、我が家は非常に過保護だったため、幼い頃より私はそのことを鬱陶しく感じておりました。

基本的に親のいうことは聞かず、ダメと言われたことをやるようなタイプでした。

(母よ、申し訳ない)

大人になってからの独立は、母との闘いでした。

猛反対されることはわかり切っていたので、内緒で準備を進めた留学。

当時の上司にまで心配されましたが、水面下で進めるのが一番確実だったのです。

いわゆる既成事実戦法です。

その後は、ワーホリにこぎつけ、なんちゃって独立を満喫しました。

帰国後もまさかの激しい闘いがあり、父がとりなし、ようやく一人暮らしの運びとなりました。

振り返ると、親からの独立ほど人生で大変だったことはない気がします。

 

3.「晩年やること多い」

→まだ、晩年に至らないので分かりませんが、

ここでまた先生に指摘された「生涯現役アスペクト」が顔をのぞかせます。

ふと、よぎったこと。

占い師の仕事に加え、数多い年上の友人たちの病院通いなどに付き添うことになったりするのかなぁとか。

 

次に4ハウスカスプ山羊座

「保守的で堅実な家庭、親による制約が多い」

→これは、私に関しては当てはまっていると感じます。

個性より常識を重んじる家庭で、いわゆる「人並」や「人並以上」、

「礼儀正しく」「真面目にコツコツ」といった価値観の中で育ちました。

過保護なほど世話の行き届いた育てられ方をしたし、

物質面でも教育面でもお金をかけてもらえ、恵まれていたと思います。

ただ、「人並」や「人並以上」から外れる部分は全否定でした。

母は否定して伸ばす方針だったようで、褒められることは滅多にない。

そのため、「自分は拾われた子」だと真剣に考えていた時期もありました。

きっと私だけではないはず。笑

私は小さい頃から若干変わった子だったようなので、

親としては「世間からはみ出させまい」「まっとうに」と必死だったのでしょう。

 

4ハウスは、その人がどのような環境で育ったのかが分かり、その人の「地盤」です。

意識にものぼらないほどの、当たり前の行動の前提となる部分です。

私は1ハウスに天王星があり突拍子もないことをしがちですが(そうしようとしているのではなく、そうなってしまっている)、保守的な家庭に育ったので、根っこの部分はなんだかんだで保守的で堅実だと思います。

ただ、4ハウスには火星がはいっていて、火星サインは「自由」を願う水瓶座です。

自分の家族からの独立は私が何としてもやりたいことの一つだったのでしょう。

もしかすると、根っこの保守的な部分から何とか抜けようと、今ももがいてるのかもしれません。