善光寺ご開帳 | 放浪の旅日記

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足の向くまま、気の向くまま出歩いた記録です。

”7年に一度のご開帳”…とパンフレットのキャッチコピーに記載されていました。

善光寺のご開帳は前回に引き続き2回目。でも、行ったのは2003年だった筈。
聞いてみたら、数え年なんだそうだ。つまり6年毎だった。何で「7年に一度」と言うのであろう、偶数を嫌ってなのか、だったら7年毎…疑問??

善光寺の朝は早い! ご開帳はこの時期6時から。
善光寺は無宗派の寺院で、山内にある天台宗の大勧進と浄土宗の大本願が護寺に当たっている。
毎朝それぞれの本坊からお勤めに上がって行われるのが『お朝事(あさじ)』と呼ばれる法要。
前立本尊のご開帳もこのお朝事の中で行われる。

一日の中でお朝事に参加する事が、善光寺参拝の意義ある部分で、昼間は観光に過ぎないと言う人もいる。とにかく大勢の人が4時半ごろから集まってくる。
自分らもホテルを抜け出し参拝。帰ってからゆっくり朝食そしてチェックアウト。

善光寺ご開帳1


下の写真の列は、お朝事の前後に往復する住職にお数珠で頭を撫でてもらう「お数珠頂戴」を待つ人の列、1時間近く前から並んで待っているようです。

善光寺ご開帳2


中央の柱がご開帳の時期に立てられる「回向柱」で、ご本尊様の右手と紐で結ばれていて、柱に触れる事により仏の慈悲が伝わるというもの。
多客時には柱に触るだけで1時間以上並ぶと言う。