道標に従って進むと、左に分岐し大慈寺に到着する。但し、大慈寺の駐車場は県道11号線沿いにあるので左に分岐せず直進となる。大慈寺周辺に路駐する人を見かけるが、巡礼者の心得は何処という感じ。…先ばかり急ぐご朱印収集者....かな。
大慈寺へは路地を入り石段を上る。
急な石段の先は、まだ目新しい感じの楼門があり、仁王門となっている。
寺域が山を背にした斜面にあるためか、仁王門から本堂までの距離が短い。
仁王門と本堂の規模からして、もう少し距離がある方がより風格を感ずる...と少々思った。
本堂には改修工事が施されたと思われる土間の向拝がついているので、靴を脱がずして参拝が出来る。
本尊の聖観世音菩薩の他、子安観音が祀られており安産、子育ての観音様として信仰を集めているとのこと。
賽銭箱の横には賓頭慮像が安置されており、赤渋色の全身がぴかぴかに光っていた。
万松山 大慈寺 曹洞宗 本尊:聖観世音菩薩