Life | 宇都宮 彫耀

宇都宮 彫耀

日々の出来事や想いをブログに綴ります。


7月28日

2009年に38歳の若さで旅立った川村カオリの命日。


2年前の今頃、くみと俺は引越しの準備でバタバタしていた。

そんなある日の夜、YouTubeでSORROWの古いLIVE映像を観ていた。

するとくみが部屋を覗いてこう言った。

「カッコいい女の人だねぇ!」

川村カオリを知らなかったくみに、俺は自分の知る範囲でだけど、映像を色々と見てもらいながら話をしたんだ。

手持ちの古い雑誌、SORROWが表紙と巻頭ページ飾ったTATTOO BURSTも引っ張り出して見せてみたら、へぇ~と言いつつ興味深そうに見入っていたね。



今にして思えば、くみの生き方がカオリちゃんとよく似ている。

辛い闘病中でも泣き言は一切言わず、希望を諦めないで頑張り通した。

いつも誰かをを励まして、人の為にその優しさと勇気を分け与えていた。

モルヒネで痛みを誤魔化し、酸素ボンベを抱えギリギリの場所でも夢を追い続ける。

そんな彼女の映像を見ていると、本当にくみと重なり胸が締め付けられる。


THE STAR CLUBのヒカゲは、ツアー先から出来る限りカオリちゃんの病室へ通った。

そしてその最後を看取ったそうだ。


「癒せない傷と向き合う時、それを忘れようとすのではなく、ありったけの痛み全部を抱え込み、その心の受け皿を大きくするしかない…それだけだ。」


「いつも彼女は愛を欲しがっていた。それ以上に愛を人に与え続けて来た。そして聖母マリアを見上げながら、最後の最後まで愛を信じ続けていた。」


このヒカゲの言葉に

自分の想いが永遠と重なる。


ヒカゲの弟分、The STRUMMERSのイワタも癌で8年前に天国へ旅立だった。

そしてチバユウスケも…


今この瞬間にも命懸けで病と闘っている人達がいる。

再発に脅えながら何年も経過観察をしている人達がいる。

出来る治療がなくなり、緩和ケア病棟で穏やかに時を過ごしている人達もいる。

そして、それを支える家族や友人達も、大切な人と一緒にいられる時間ずっとずっと長くと願っている。


命はたった1つだけ。

自ら命を絶ってはダメだよ。

人の命を奪ってはダメだよ。

生きたくても生きれなかった人達を思ってほしい。

遺された人達も自分を責めないでほしい。

あなたがずっと辛く悲しんでいる姿は、その大切な人が思う願いでは決してないのだから。


【Life】


たとえばあの店のピアノ弾き

きっと彼は夢を見る

明日こそ きっと もっと

似顔絵を描いている公園の片隅で

きっと彼女も夢を見る

明日こそ きっと もっと


それでいい

それでいい

それでいいよね 答えてよ神様

夢はいくつになっても見てもいいよね


あぁ満員電車 なんてきゅうくつ

身動きとれないあたしはどこ?

もう今日も終わりに近づく

特別何かあった訳じゃないけど

冴えない1日に乾杯


すれ違う学生服を着た人魚達

側を今日も泳いでく

あたしだって きっと もっと

あたしだって きっと もっと


この街に溢れる人の数だけ

希望と夢がゆれてる

明日こそは きっと もっと


それでいい

それでいい

それでいいよね 答えてよ神様

夢はいくつになっても見てもいいよね


それでいい

それでいい

それでいいよね 答えてよ神様

願えば叶うって信じていいよね


あぁ靴の底はもうぼろぼろ

もっとずっと早く気付けたなら

違う未来になったのかもね

そんな事を考えながら眠った

this is my Life…


作詞∶川村カオリ

作曲∶鈴木翔子


この曲は

ラストアルバムの最後の曲。

カオリちゃんの歌詞に曲をつけた鈴木翔子さんは、カオリちゃんの言葉が自然にメロディーを呼んでくれたと、伝わってくる想いに胸を打たれて涙がポロポロ溢れたと語っていた。


Lifeとは

生活や人生、そして生命そのものをを意味する言葉。


忘れてはいけない

あなたの命を大切にする事を。

守らなくてはいけない

たった1つの命の重さと尊さを。