6/4(火)東京ドーム

巨人 18-2 ロッテ

 

 

忘れられない1日になった。

 

 

「No.18」のイベントで

背番号18を着た俺が

ファーストピッチを投げ

 

 

奪った得点が

なんと「18」

 

 

みなさん、

俺のファーストピッチは

ご覧いただけただろうか。

 

 

結局、練習はせず

本番一発勝負

 

 

家族も含めて

周りからは

ボールがホームまで

届くか届かないかで

勝手に盛り上がってくれてさ(笑)

 

 

結果、どうよ。

ノーバウンドですよ。

 

 

俺って天才だな(笑)

 

 

でもさ

1球しか投げていないのに

肩が張ってきているのは

ここだけの話にしといてくれな(笑)

 

 

試合前のこと。

 

 

久しぶりに

長嶋茂雄さんと

お話しすることができた。

 

 

始球式で投げることを伝えたら

「大丈夫か、頑張れよ」と

声をかけてもらってね。

 

 

長嶋さんとは

年齢が一回り違う。

 

 

入団した時

俺が18歳で

長嶋さんは30歳

 

 

長嶋さんからは

「坊や」と呼ばれた。

 

 

ストライクが入らないからと

フルカウウントになるまで

構えてくれなかったから(笑)

 

 

1球しか投げられない始球式を

本気で心配してくださったと思うよ。

 

 

やっぱりさ

どれだけ時間が経っても

現役時代のまま

 

 

長嶋さんにとって

俺は「坊や」なんだな。

 

 

それがなんだか

嬉しかったし

ありがたかった。

 

 

今度お会いしたとき

ぜひ感想を聞いてみたいね(笑)

 

 

レジェンズシートの解説では

ロッテOB・有藤通世さんが

ご一緒してくださった。

 

 

「ホリじゃなきゃ、出てこないよ」

 

 

そう言ってくださり

これまた嬉しかったね。

 

 

1970年日本シリーズで

有藤さんに打たれてね。

マウンドを降りる

きっかけとなった。

 

 

それまで俺を

全く打てなかった有藤さんは

 

 

目の前のバッターが

敬遠されるのをみて

腹が立ったと思うよ。

 

 

打ったバットが

折れているのを見た時

有藤さんのこの打席にかける思い

執念みたいなものを感じたんだ。

 

 

当時の凄さが

伝わってくるような

今でも立派な体格

 

 

ほんと、すごいバッターだったよ。

 

 

有藤さん、ありがとうございました。

 

 

 

話が長くなってしまったね。

 

 

試合のことは

山﨑伊織について

一言いこうかな。

 

 

はっきり言って

調子は悪かった。

 

 

1回に2点

先制点をもらっておきながら

 

 

3回に2失点して

すぐさま同点とされた。

 

 

その裏

巨人の猛攻撃で

11得点を挙げるんだが

 

 

そうなるとね

待っている山﨑も

待ち時間が長すぎて

 

 

普通なら

気が抜けちゃうところなんだ。

 

 

それが4回

ロッテ打線を3人で

ピシャリと抑えたところに

山﨑の成長を感じたよ。

 

 

その後も得点差に

気が緩むこともなく

マウンドを降りた。

少し早いけどね(笑)

 

 

しかし、3回

巨人の11得点

 

 

ホームランなどの

長打ではなく

 

 

ポテンポテンと

単打を積み重ねていく様をみて

俺なりに感じるものがあったんだ。

 

 

野球ってスポーツは

ほんと面白いな。

 

 

それでは、今日は

この辺で。

 

 

【追伸】

昨日、あんだけ打ったからなぁ…

と思っているファンは

どれくらいいるのかな?(笑)