昨日のヤクルト戦

 

 

ホームランがよう出たこと(笑)

 

 

両チーム合わせて8本ですよ。

 

 

そして、そのうちの2本が

ヤクルトの村上宗隆くんだ。

 

 

1本目の54号は菅野から。

完璧に捕らえた1本だ。

 

 

2本目の55号は大勢から。



打たれまいとして

大勢が外に狙ったボールは

残念ながら

内側へと向かっていった。

 

 

甘くなれば打たれる。

 

 

こうなったら

防ぎようがない。

 

 

マウンドに立つピッチャーは

どこへ投げても

打たれるような気がするだろうね。

 

 

そして、ストライクゾーンで

勝負ができないとなれば

 

 

結果、フォアボールで

歩かせることになるかもしれないけど

ギリギリを攻めていくしかない。

 

 

つまり、

コントロールが良くないと

抑えられないということだ。

 

 

シーズン55本塁打は

1964年の王貞治さん以来

58年ぶりで

日本人最多タイ記録だ。

 

 

1964年は

俺が巨人に入団する前のことだよ。

 

 

こういう記録の話が出ると

俺はいつも言うことだけど

 

 

王さんの55本と

村上くんの55本は

時代が違うし

内容も違うから

比べようがない。

 

 

でも、同じことがある。

 

 

王さんは

ボール球をきっちり

見極められるバッターだった。

 

 

ボール球には手を出さず

勝負するボール

打つべきボールだけを狙う。

 

 

そして

甘いボールを1球で仕留める。

 

 

今の村上くんには、それが出来ている。

 

 

シーズン初めは

ブリブリ振っていたけれど(笑)

中盤から後半にむかって

今の状態になっていった。

 

 

俺は、そう感じている。

 

 

村上くんは55本を超えてくるだろう。

 

 

そして、今シーズンだけじゃなく

王さんのように

毎年コンスタントに

たくさんのホームランを放ち



『チームが打ってほしい時に打てるバッター』

として、どんどん成長していってほしい。

 

 

ボールが見極められし

ピッチャーからは逃げられるしで(笑)

フォアボールも多くなるだろうが

残り試合、期待してますよ。