お久しぶりです。

 

 

ここのところ

イベントや学生野球の指導などで

忙しくさせてもらっていて

プロ野球中継がなかなか観れず



巨人戦はスポーツ報知で

細かく確認しています。

 

 

さて、昨日のDeNA戦について

 一言いこう。

 


まず、先発の菅野

 

 

いいピッチングだった。

今年に入って最高のピッチングと

言ってもいいんじゃないのかな。

 

 

9回135球5安打8三振2四球1失点

 

 

内容的にも抑えているし

9回まで、よく投げてくれたよね。

 


ただ、あえて言わせてもらえば

 


『エース』には

いつも求めていることだけど

 


『先に点を与えない。』

これだけだね。

 

 

昨日は3回

先頭バッターの桑原くんにヒットを許し

その後、4番・牧くんにセンターへの

タイムリーヒットを打たれて

先制点を許してしまった。

 

 

先に点を与えないことで

主導権を握る。

 

 

味方が打てそうもない時には特に。

ここは踏ん張って欲しかったね。

 


そして試合は

1-1の同点で延長に入る。



9回1失点の菅野を引き継ぎ

10回のマウンドに立ったのが

クローザーの大勢だった。

 

 

彼は、たった6球で3アウトを取った。



いい流れは作ったが

10回裏の巨人の攻撃



一死満塁から

後1本が出ずに終わる。


 

そして11回のマウンドにも

大勢の姿があった。

 

 

大勢は

3番・佐野くんにホームランを打たれ1失点

結果、負け投手となった。

 

 

佐野くんに打たれたボール

あれは大勢の失投ですよ。

 

 

でもね、

皆さんに知ってもらいたいのは

リリーフにおける「回跨ぎ」って

大変なんだ、ということ。

 

 

俺もリリーフで

「回跨ぎ」を経験してきたけれど

 

 

「1回で終わり」

 体がそう覚えている。


 

だからこそ、任された1回を

全力で投げるわけさ。

 

 

球数なんて関係ないんだ。

 

 

3球で終わろうが

10球で終わろうが

1回は1回

 

 

それに全てをかけるわけさ。

 

 

それが終わって

ベンチに戻るでしょ。

 

 

1度休んじゃうとね、

その間に気持ちがスーッと抜けるというか

なえてくるっていうのかな。

 

 

その抜けた状態で

また投げるっていうのは

大変なことなのよ。

 

 

大勢は新人でありながら

クローザーである。



新人を育成するために

責任や緊張感の少ない場面で

中盤を何イニングか投げるということを

彼はしてきてはいない。

 

 

回跨ぎ

特に終盤における回跨ぎの

体と心の調整は

やったものでしかわからない。



まずは、経験がものを言う。

 


どのタイミングで

回跨ぎになったかは

わからないが

経験のない大勢に

失投があってしかり。



当然、打たれた責任はあるとしても

その難しさを

皆さんにお伝えしたかった。

 

 

と、専門分野の

ピッチャー目線で解説したけれど

 

 

昨日は2度の満塁の場面で

決められなかったのが大きいね。

 

 

それでは、今日はこの辺でバイバイ