今日は俺の思いをお話したい。

 

 

あくまで、俺個人の思いだからね。

 

 

夏の甲子園

試合が雨で流れ続けてるね。

それによって日程が詰まってくる。

 

 

先日は試合開始が18:30

ナイターなんてこともあった。

 

 

年々、夏の暑さが増し

その中でプレーすることへの負担や

こうして日程が詰まってくると



「甲子園ではなく、他の球場でやるのはどうか。」

そんな声が聞こえてくる。

 

 

今回「甲子園で戦う」という気持ちを

聞かれたので

ブログでお返事することにした。

 

 

なぜ、俺に気持ちを聞くのかって?

 

 

それはね

夏の甲子園大会に出場したのに

甲子園の土を踏めずに終わった

選手の1人だからだよ。

 

 

俺が出場したのは

1963年の第45回大会



出場校が増え

甲子園と西宮球場が

併用された大会となってね

 


甲府商業は3回戦まで進んだけど

全て西宮球場で戦ったんだ。

 

 

甲子園で入場行進と

練習だけはさせてもらったけどね(笑)

 

 

正直に言おう。



当時、甲子園で戦えず終わったことに

それほど拘りはなかったんだ。

 

なぜなら、俺はまだ1年生だったから

次があると思っていたんだな。

 

2年生、3年生と

俺には甲子園で戦えるチャンスが

まだあるじゃないかって。

 

でも、俺が在学中に

再び甲子園で戦うことはなかった。

 

 

そこで、初めて強く思ったんだ。

甲子園でやりたかったって。

 

 

辛い練習も全て

全国大会に出たい

 

 

それはつまり

「甲子園に行きたい。」

「甲子園で勝ちたい。」



「甲子園」なんだ。

 

 

俺は、たまたまプロに入れて

甲子園のマウンドには立てたけれど

でもやっぱり、それとこれとは違うね。

 

 

高校~大学って

選手も一番の伸び盛り

そこから経験を積んで

レベルが上がっていく。

 

 

この歳になって思うことは

 

 

甲子園で戦って勝っても

更にその上にいく選手が

そんなに多いとは思わない。

 

 

でも、この伸び盛りの大切な時期に

甲子園での戦いで無理をさせて

負担をかけさせたくはない。

という気持ちもあるんだ。

 

 

でもね、元選手からしたら

やっぱり「甲子園」

他の球場じゃ意味がない。

 

 

自然には逆らえないけど

甲子園で試合を続けていくことも

決してできないことでは

ないんじゃないのかな?

 

 

色々知恵を出し合いながら

これからも甲子園で試合ができるように

どうか考えてほしい。

 

 

元球児のじいじより、だな(笑)