今日の試合
1番気になったのは
阪神・藤浪くんのピッチングですよ。




彼1人で11失点




厳しいことを言ってしまえば
まだ1軍で投げるピッチングではないよね。




でも、プルペンだと
「投げさせてみたい」
そう思わせるんじゃないかな。




藤浪くんのピッチング
何が良くないのか。

 

俺が思うに
以下の2つだと思う。



フォームが安定していない。



そして



精神的に安定していない、ということ。




3回のピッチング
先頭バッターの坂本がヒット
松原に空振りの三振
亀井にも打たれ
岡本にフォアボールで1死満塁




そして続く丸に
フォアボールを与えて押し出し
自滅によって3点目を献上した。




外れた最後のボール
キャッチャーの梅野くんは
「まっすぐド真ん中に投げてみろ」
そういう気持ちだったんじゃないかな。



でも藤浪くんは首を振った。




首を振って投げたボールがスライダー




藤浪くんは
かわしてやろうと
思ったんだろうね。




彼は
「投げることの怖さを知った」
ピッチャーだ。




だからこそ
フォームが小さくなるし
かわすピッチングになってしまう。




でもね
俺は梅野くんを信じてあげて欲しかった。




藤浪くんの今日のボール




ほとんどが甘く入るは
逆球も多いはで
どこ行くかわかんないし
ハッキリ言って
リードしようがないボールだった。




でもスピードはあるし
彼本来の1個1個のボールは
一級品ですよ。




素晴らしいボールを持ってる
ピッチャーだよね。




だからこそ
今は自分が全てという思いを捨てて
自分の良さを引き出してもらうために
キャッチャーに委ねてみる。
そういう時じゃないだろうか。




3回に5点取られた
その裏の阪神の攻撃で
藤浪くんがバッターボックスに
立った時は驚いたよ。




もう7点取られてんのに
どこまで投げさせるのかと。




11点取られるまで
マウンドに立つって
そりゃシンドイことですよ。


 
特に彼の場合は
カムバックしようと
してるわけだからね。




ここは矢野監督に聞かなきゃ
その真意はわからない。




連戦が続くから
無駄にピッチャーを使いたくない。
それもあるかもしれない。




でも俺は、こう思ってみてたよ。




藤浪くんは
高校野球からエリートできている。




でも今は過去から背負ってきた
そのプライドを捨てなさい。
どん底を味わわせる
そのための11失点だったんじゃないかと。




今シーズンのマウンドに立てるまで
彼にしかわからない
色々な辛い思いをしてきたんだろうね。

 

でも今やり直さないと
本当に終わっちゃうよ。




なぜ、
辛い思いをしてきたであろう彼に対して
プライドを捨てていない、と言えるのか。




それが、梅野くんのサインに対して
何度も首を振る、ということですよ。




これはね、ウチの澤村にも言えること。




2人とも、
本当にいいボールを持っているのに
自滅しようとするから頭にくる。




仮に1軍の登録を抹消されても
必ずや這い上がってくるように。




藤浪くんの
本当の意味での復活を
期待していますからね。








【訂正】
藤浪くんの「浪」を「波」と
間違っていたので訂正します。
名前は間違ったらいけないね。
申し訳ない。9/6 AM8:39