先日、テレビ朝日
「徹子の部屋」のゲストに
堀ちえみさんがご出演され




その番組を見た方が
堀さんの姿に
心を揺さぶられる思いがあったと
その内容を聞かせてもらったんだ。




舌がんステージ4を宣告され
一度は死を受け入れるつもり
だったようだけど




お子さん達から説得をされ
手術を決断されて今があるとか。




そういう話を耳にするとね




どうしても
巨人軍時代の後輩
横山忠夫のことと
ダブってしまう。




このブログでも
お話ししたことがあったよね。




俺自身も大腸がん、前立腺がんと
診断され手術も経験した。




けれども
死を覚悟したことはまだない。




でもね、横山の時は
俺が彼の死を覚悟したよ。




大腸がん
その後、肝臓がんが再発し




残された生きる道は
もう家族誰かの
肝臓を移植するしかない




そうなった時
横山自身がそれを頑なに
嫌がっていたからね。




そこまでして長生きしたくない、って。




余命は3ヶ月から半年と宣告された。




その時、俺は何て言ったか
忘れちゃったんだけど



横山が言うには



「命には代えられないぞ。
家族の申し出を黙って受けろ。」



そんなようなことを
言ったらしいよ。




あれから何年経つ?
もう15年以上は経つよね。




そして今月の4日で
横山は無事に
古稀を迎えましたよ。




2017年
母校、立教大学野球部が
全日本大学野球選手権大会で
悲願の優勝を果たした時




「生きていて良かった」




そんな言葉が自然と出たっけ。




これからも
そんな瞬間を
味わっていこうな。




70歳おめでとう!
立教大学野球部の応援 神宮球場にて