昨日の試合

ファンのみんなは

どんな思いで観たのだろう。

 

 

 

同点に追いついてからの

ホームラン1本と

ワイルドピッチによる1失点

 

 

 

打てない打線よりも

山口だからこそ

抑えて欲しかった。

なんとなく後味の悪い1敗

そういう感じかな?

 

 

 

では、この2つの場面

俺の見立てをお話ししよう。

 

 

 

まず中谷くんに

ホームランを打たれた

1球について

 

 

 

ここは2つの見方がある。

 

 

 

ただ結論は同じ

山口の「失投」

(巨人軍公式サイトより)


 

 

 

まず配球に問題はない。

俺はそう思う。

 

 

 

変化球を3球続けて投げて

カウント1-2にした。

 

 

 

そこから相手に

ストレートを見せておくことは

なんらおかしなことではない。

 

 

 

っていうか

バッターを迷わせるには

ストレートは見せなきゃダメよ。

 

 

 

ヤマを張るバッターに対しては

バッター有利にはなるけれど

色々目先を変えることは必要

 

 

 

誠司はアウトコース低めに構えていた。

それがド真ん中に入ってきて打たれた。

 

 

 

ピッチャー出身の立場から

言わせていただくとだよ

 

 

 

バッターは4回に1回打てばいいけど(笑)

ピッチャーは1球で終わってしまう。

 

 

 

その怖さを知っているからこそ

ピッチャーも考えるし

キャッチャーも考える。

 

 

 

特にキャッチャーの方は

常に最悪なことを考えてるけど

結局投げるのはピッチャーだから

 

 

 

投げ損ないが少ないのが

いいピッチャーなんだろうけど

 

 

 

どんなにいいピッチャーでも

機械じゃないんだから

針の穴に糸を通すようなコントロールで

投げ続けるわけにはいかないよ。

 

 

 

そこで、もう1つの見方

 

 

 

今朝のスポーツ報知に書いてあった

相川バッテリーコーチのこの一言

「しっかりした指示が出せなかった自分のミス。(失投だが)何が起こっても、そこは自分がやっているので、徹底的にやっていきます」と配球面を含めて再検証し、再発撲滅を誓った。

 

 

 

ここからは、俺の解釈で

本人に確認はしていないから

そこは間違えないで聞いてほしい。

 

 

 

この一文を読んだ時に

「ベンチから配球のサイン出してるの?」

って思った。

 

 

 

以前、このブログでも

お話ししたことがあるけれど

 

 

 

ベンチから配球のサインを出す

 

 

 

アメリカの野球では

もう当たり前のことだけど

日本ではまだ馴染みがない。

 

 

 

古い話にはなるけれど

現役時代も含め

俺がユニフォームを着ていた頃は

やったことはない。

 

 

 

ピッチャーっていうのは

投げたくないボールのサインが出れば

首を振る

 

 

 

そして

投げたいボールを投げさせる

 

 

 

ピッチャーに合わせる

 

 

 

それがキャッチャーの役目だ。

 

 

 

もし仮にあの場面で

山口がストレートを投げたくない

でもベンチからのサインで

投げなくちゃいけない

 

 

 

そうなると

バッテリー間での

意思の疎通も

取りづらくなるし

 

 

 

あの山口が投げた

1球の意味も

また違ってくる。

 

 

 

ピッチャーが投げる

意志のないボールは

必ず打たれるよ。

 

 

 

最後に

ワイルドピッチで1失点した場面ね

 

 

 

あれは投げた方も投げた方だけど

振った方も振った方だな(笑)

 

 

 

フォークってね

ボールに回転がないから

変な跳ね方するのよ。

 

 

 

それもベースの手前でバウンドしたでしょ。

あれを体の前に落とせなんて

キャッチャーを責められませんよ。

 

 

 

ここまできたらさ

1つの負けに入りこまず

勝てるゲームを落とさないようにして

 

 

ゴールテープをどう切るか

 

 

これに目を向けていってほしいね。

 

 

 

よし!今日もがんばれ!

ジャイアンツ!