巨人戦が終わったところだけど

今は、この話しがしたい。

 

 

 

今日行われた高校野球

星稜 対 智弁和歌山 を

見させてもらったんだけど

 

 

 

両チームとも

勝たせてあげたかったねぇ。

 

 

 

そう思うほど

死力を尽くした試合だった。

延長14回タイブレークでの決着

 

 

 

先日のブログでも

お話ししたけれど

 

 

 

若い頃の江川卓を

思い出させるような

星稜高校 奥川くんのピッチング




その奥川くんを

智弁和歌山の打線が

いかにして打ち崩してくるか




それに注目してたんだけど

 

 

 

奥川くん

いいボール投げてたよ。

 

 

 

特にスライダーが良かったね。

 

 

 

最後まで150キロ台の

スピードも出ていたし

あれだけのボールを投げられちゃ

高校生のレベルでは

そうそう打てないだろうね。

 

 

 

でもこうも言える。

 

 

 

エラーから始まった1点ではあるけれど

智弁和歌山の打線だったからこそ

その1点が奪えた、ってね。

 

 

 

試合後

奥川くんが泣きながら

校歌を歌っていたけれど

 

 

 

自分一人で14回投げ切れた

その責任感から

開放された涙かなぁ。

 

 

 

今日はその14回で

165球23奪三振

内容も素晴らしかったけど

彼は相当疲れただろうね。

 

 

 

そして明日が準々決勝

仙台育英との戦いがある。

 

 

 

そこで一言

 

 

 

球数制限が規則として

決まっていない今

 

 

 

奥川くんだけじゃなくてね

エースと呼ばれるピッチャーは

どんなに球数を投げていようが

次の試合がある以上

投げ続けたいはずなんだ。

 

 

 

「ここまできて降りてどうする」

「投げずに負けたら悔いが残る」

その思いが強いだろうね。

 

 

 

間違えて欲しくないのは

俺としては今

球数制限の是非について

議論がしたいんじゃなくてね

 

 

 

今日165球投げた奥川くんが

明日も投げるかもしれないし

投げないかもしれない。

 

 

 

それは監督、選手たち

戦う当事者たちが決めることであって

周りがとやかく言うことではない。

 

 

 

その選択に対して

応援する声はあっても

当事者たちを責める必要は全くない、って

俺はそう思うんだ。

 

 

 

そして今

その話がしたかったんだ。

 

 

 

悔いなく、怪我なく

全力プレーを!

 

 

 

がんばれ!

高校球児!