いやいや
昨日の試合は
凄かったねぇ。
7回1死3塁
平田くんのサードゴロ
マギーがホームに投げて
いい判断したね。
岡本の守備もそう
ファインプレーが出る時っていうのは
こういう記録が出るもんなんだ。
話が少し逸れるけど
山口俊の前に巨人で
ノーヒットノーランを達成したのが
2012年の杉内でしょ。
その時はね、俺
ちょうど
テレビの解説を
担当させてもらってて
今回同様
その瞬間を球場で
立ち会わせてもらったんだ。
杉内の時は
9回2死までパーフェクト
完全試合を目前にしててさ
最後の1人になるか
っていうところで
キャッチャーの阿部が
マウンドに行って
いい間の取り方してね
2ストライクまで
追い込んだんだよ。
でも試合を決めようとして
三振取りにいった球が
高めに抜けて
3ボール2ストライクと
フルカウントになった。
球が高めにいったもんだから
きっと低めを意識したんだろうな。
ちょっと低すぎて
フォアボールになっちゃったんだ。
それで
完全試合がなくなった。
「残念ですね。」
思わず口に出した記憶がある。
ああいう時は
守りの方が
緊張するもんでね。
あの場面
由伸も外野を守ってたから
思い出したんじゃないのかな。
杉内の投げる姿も
また見たいもんだね。
さて
山口俊のピッチングに関しては
スポーツ報知さんに
書かせてもらったので
そちらを是非
読んでもらいたいんだけど
今日のブログは
その記事の補足として
少しお話ししたいと思う。
山口俊は
試合前のブルペンで
制球もバラバラで
ひどかったらしいね（笑）
スタメンキャッチャーは
必ずブルペンで
先発ピッチャーの球を
何球か受けて
調子を確かめる。
だから誠司も
「今日はよくないな」
っていうのは
感じていたはず。
さぁ
そこでどうするかだ。
そのピッチャーの特徴を使って
山口俊本人が悪いと
思っているところで
どう引き出して
あげられるのか。
これがね
キャッチャーの
腕の見せ所
マウンドに上がると
ブルペンの調子と
また変わってくる。
山口俊も不安な思いで
投げ始めただろうけど
実際に投げ始めたら
ストライク先行の出だし
誠司の中で
「これは温まってくればいける。」
そう思ったに違いない。
山口俊、本当におめでとう！
（巨人軍公式サイトより）
昨日はまた
重信が良かったねぇ。
8回裏の攻撃
重信の打席
あとホームランを打てば
サイクルヒットだった。
重信個人の記録として
一緒に夢を見たいと
思ってくれたファンの方も
たくさんいらっしゃったと思う。
でもね
あの時点では
まだ2点のリード
いくら山口俊が
いいピッチングをしていたとしても
野球は何が起こるかわからない。
ノーアウトで
吉川尚がヒットで出塁
ここは1点でも多く
追加しなければいけない。
ピッチャーは左の岡田くん
重信は左投手に分が悪い。
ここはね
チームプレー優先
バントの指示で正解だと
俺も思っているよ。
そして
重信に求められている
ところはそこだからね。
だからこそ
あの場面できっちり
決めて欲しかったし
左相手でも
きっちりと役割が
果たせるところを
ベンチにアピールして欲しかった。
ベンチが求めていることの
結果が出せずにいると
昨日いい結果を残しても
今日、左の小笠原くんが
先発となれば
スタメン起用も難しい
となるんじゃないかな。
対左を克服すれば
スタメンとして
出られるはずだ。
去年の終わり
お話ししたのを
覚えてくれてるかい？
俺の考える
2018年理想のオーダーとして
1番重信
2番吉川尚を挙げた。
この2人の足があれば
バントで相手に軽々
アウトを1つ献上しなくても
エンドランが仕掛けられたり
攻撃の幅が広がってくる。
マルティネスの初打席アーチなど
昨日の試合をきっかけに
巨人が変わってくれるんじゃないか
そんな予感がしたよ。
さぁ、今日はエース菅野
よろしく頼みましたよ！
がんばれ！
ジャイアンツ！
【 追伸 】
ドームが予定通り
開場したようだね。
応援に行ってくれるみなさんは
ぜひ台風の動きに注意して
気をつけて帰ってな。