山梨から
無事に帰ってきましたよ。
昨日もたくさんの人に
ブログを読んでもらい
いいね、やコメントもありがとう。
そのコメントの中で
俺の「夢がないねぇ~」について
質問がきてたね。
長嶋さん、王さんの名前が
出てきたんじゃあ
俺もきちんとお答えしないとな。
コメント少しカットさせてもらったよ。
まずバントの話からしようか。
ここで1点欲しいという時に
打ってくれりゃ1番いいけどさ
そう簡単にはいかないでしょ。
先頭バッターが出塁した。
まず最初に頭に浮かぶ作戦
その1つが「バント」
確実であり手堅い作戦だ。
でもバッターはみんな
打ちたいのが本心だからねぇ。
自己犠牲の精神が必要だね。
それに
手堅く進塁させられる反面
相手に1アウト
簡単に与えちゃうじゃない。
だからこそ首脳陣は
場面の見極めが大事だし
次に打つバッターは
結果を出さねばならない。
どういう見極めが必要かって
例えば
バントをしちゃいけない場面
っていうのがある。
ピッチャーの立ち上がりで
ストレートや
3ボール1ストライクから
フォアボールを出した後ね
こういう時に
次の打者にバントっていうのは
いい作戦とは言えない。
なぜなら
コントロールが乱れている時に
簡単に1アウト与えちゃうと
ピッチャーが
落ち着いてしまうんだ。
この前の慎之助の場面
あの場面でのバントは
重要であり
いい作戦でもあった。
にもかかわらず
「夢がないねぇ~」って
答えたのは
巨人の4番打者に対する
俺の思いからなんだよね。
第1回ドラフト会議を経て
山梨の田舎から出てきた野球少年が
巨人軍というスーパースターが揃った
大人の集団へ仲間入り
テレビでみて憧れていた
長嶋さん、王さんと
同じユニフォームを着て
同じグラウンドで
一緒にプレーをさせてもらえた。
そこでね
「巨人軍の4番」という重みと誇り
それに対する周囲のリスペクト
それらを肌で感じ学んだんだよね。
hit&07さん
長嶋さんも王さんも
バントはやったよ。
でもその時は
長嶋さん、王さんが
自らの判断でしたことであって
ベンチがサインを出す事は
絶対になかった。
野手とはずっと一緒に
いたわけじゃないから
バント練習をしていたかどうかは
定かではないけど
俺は見たことがない。
でも自らの判断で
バントをした時は
絶対に決めてくれた。
巨人の4番ってさ
バッターボックスに入ると
見る人の心を鷲掴みにするというか
チャンスで何かをやってくれる
という期待感っていうのかな
そりゃ、ワクワクしたもんさ。
今年の慎之助は
若手を育てるという
チームの方針に沿って
開幕はベンチスタート
シーズンも1/3が過ぎ
縁の下の力持ちのように
スタメンだったり控えだったり
自分の立ち位置を
しっかり見極めて
ベンチの要望に応えて
働いてくれてると思う。
かつての姿と違うとはいえ
彼は巨人の4番を張ってきた男
打席に立つのならば
「彼の打席に夢をみたい」
どんなドラマが生まれるのか
そのチャンス、その打席を
彼に任せたいという思いが
俺にはあるんだよね。
例え考えが古いと
言われても
これだけはもう
変わらんだろうな。
最後の質問
俺がバント上手でしたかって?
自分で言っちゃうけど
上手かったよ~(笑)
でも俺ですら
バッターボックスに立つと
打ちたかったからね。
今だから言える話だけど
バントのサインが出ても
わざとファールにして
2ストライクまでもっていくでしょ。
そうするとね
バントのサインが消えて
自由に打たせてくれんのよ。
そこから本領を
発揮したこともあったよ(笑)
よし!
交流戦も残り2カード
西武に勝ち越し出来たんだ
今日こそ
山口に5勝目を
つけてあげたいね。
がんばれ!
ジャイアンツ!