さぁ、今日は早速
昨日の続きで
いきますよ。
お題は
「中川皓太は打たれても
なぜすぐに2軍に
落とす選手じゃないのか」
だったね。
(巨人軍公式サイトより)
まず一昨日の試合を
振り返るところからいこうか。
12-1と圧勝ムードの中
最後9回に出てきて
スリーランホームランを
気持ち良く打たれました(笑)
中川のピッチングに関しては
過去に詳しく
解説したことがあるけど
変化球がまだまだ甘いねぇ。
まっすぐは球に力があって
非常に良いんだけど
そればっかりで
ストライクをとりにいくのも
限界があるわな。
ピッチャーは打たれるとね
「2軍に行って調整してこい!」
っていう𠮟咤激励の言葉が
スタンドから聞こえてくる
もんなんだけど(笑)
1軍のピッチャーが
2軍に行くというのは
2つの意味合いがあるんだ。
それは
「調整」と「降格」
5/11に先発した内海哲也
いいピッチングを
みせてくれたよね。
でもその後すぐに
1軍登録を
抹消されたでしょ。
内海は先発として
合格点の働きをした。
次の登板も考えようか。
でもそれはあっても
10日以上先だな。
と、なると
次の登板まで間があくから
それまでしっかり
2軍で「調整」しておいてね、という
先が明るい2軍行き
人はそれを「調整」と呼ぶ。
しかし!
みなさんの𠮟咤激励は
「調整」と言葉はやさしいけど
意味合いとしては
「降格」だよね。
1軍でいい結果が
出せなかったゆえの
登録抹消
次のチャンスがいつか
はっきりは見えないけど
その日がくるまで
2軍で結果を出し続けて
行かなければいけない。
この違い
わかるよね。
じゃあ、打たれても
すぐに「降格」しては
いけない選手とは
それは
その選手の資質と
育て方にあるんだ。
中川の資質
俺の見立てを
ハッキリ言おう。
彼は先発
それも、これから
巨人の中心ピッチャーに
なれる力がある
俺はそうみている。
そういう選手は
2軍に落としちゃいけない。
なぜなら
1軍と2軍では
バッターのレベルが
違うからだ。
2軍のバッターを
抑えていたとしても
それはあくまでも
2軍のバッター
1軍にいても出番がない
投げること自体が
出来ない場合は
2軍で調整登板させる
必要性は出てくるね。
でも内に秘めている力を
早く引き出すには
1球でも多く
1軍のバッター相手に
投げさせる経験を与えて
やらないといけない。
だから
打たれても
打たれても
チームは我慢して
使う必要が出てくる。
長嶋監督が
新浦壽夫を
俺が内海を
使ったようにね。
チームが勝ちながら
若手を育てるって
なかなか同時には
いかないけど
やらないと
次の世代は
育たないからね。
応援してくださる
ファンのみなさんにも
成長を楽しみに
待ってていただかないと
いけないね。
若手には未来があり
そして人にはそれぞれ器
というものがある。
まずその器
特徴・資質・個性を
知ること。
巨人というチームの中で
どうすれば
自分は生きられるのか。
例えば吉川尚輝
この間
間違ってホームラン
打っちゃったけど(笑)
打ってくれたことは
もちろん俺も嬉しいよ
じゃあ彼を
ホームランバッターとして育てるのが
巨人の中で
綺麗に輝ける道だと思うかい?
俺が言いたいこと
なんとなく伝わるかな?
話が長くなっちゃったね。
さぁ、今日から始まる
DeNAとの3連戦
「表3枚」でもって
1つ1つ
確実に勝っていこう!
がんばれ!
ジャイアンツ!
【 追伸 】
若手の育て方については
詳しくお話ししたことがあるので
まだの人はぜひ読んでみて。