昨日は東京ドームで

観させてもらったけど

フォークボールが

明暗を分けた試合

と言ってもいいかもしれんな。

 

 

 

「フォーク」ってね

非常に効果的な球で

最近投げるピッチャーも多いと

思うんだけど

 

 

 

それとは裏腹でね

非常に危険を伴う球でもあるんだ。

今日はそれを

みんなに知ってもらいたい。

 

 

 

ちなみに上原が投げるのは

「スプリット」と呼ばれてるけど

要するにフォークのことだからね。

 

 

 

フォークには

3つの球があると思う。

 

 

 

1つ目は

ストライクゾーンから

ボールに落ちる球

 

バッターを空振りさせる球で

三振もとれる

これが1番効果的な

フォークの使い方で

この球の魅力とも言える。

 

 

 

2つ目は

ストライクゾーンに投げる球

 

1つ目に比べて

落差が小さいため

空振りさせるほどじゃないから

バットに当てられる確率が高くなる。

 

ボールにスピードはないし

高めにいきやすい。

 

ゆえに

1つ目のボールを100とすると

50の威力しかない球とも言える。

すでに効果的とは言い難いな。

 

 

 

 

そして最悪なのが

3つ目、抜けたフォーク!

ストライクゾーンから

ボールに落とそうと思ったのに

落ちなかった球

 

ハーフスピードのまま

まっすぐいく

いわゆる

ホームランボールだな。

危険としか言いようがない球

 

 

 

この3つ

フォークの何が良くて

どうして危険なのか

なんとなく伝わった?

俺としては

ここは谷岡竜平にも

強く伝えたい部分でもあるよ。

 

 

 

じゃあ

昨日の試合に話を戻そうか。

 

先発の山口俊

145~6kmのストレート

スライダー

カーブ

そしてフォークが

非常に良かった。

 

 

昨日はバッターが

ショートバウンドした球を

空振りする場面が

よく見られたと思う。

 

 

それこそが

今、俺が話した

フォークが1番効果的に

働いた瞬間なんだよね。

 

 

 

その逆が

昨日の上原

上原にとって

フォークは生命線だ。

 

 

昨日の打たれ方は

本人が一番よく

わかっているだろうし

俺もこれ以上

説明はしないよ。

 

 

人間誰しも

好不調があるもんだ。

 

 

俺、「たられば」で話すのは

あんまり好きじゃないんだよね

結果は出てんだからさ

良くも悪くも

その結果を次につなげようぜ、ってね。

 

 

でもあえて

言わせてもらえるならば

もし8回

1点ビハインドのままだったら

マシソンがいったのかもしれないね。

 

 

上原としては

準備がままならずの

登板だったかもしれない。

 

 

巨人のエースとして

投げてきた男に

そういう解説は

失礼かもしれんが

でも当時の上原と

違うこともまた事実だ。

 

 

今後は上原のフォークの調子で

早めの見極めっていうのが

大事になってくるかもしれんな。

 

 

責任感の強い男だ

次に期待してるよ。

 

 

 

 

今日の先発は吉川光夫か

連敗を止めなくちゃとか

点を取られちゃいけないとか

そういう余計なことは考えずに

 

 

ある程度

点を取られてもやむなし!

と割り切って

思い切っていってほしいね。

後は打撃陣に

奮起してもらってさ。

 

 

 

打つ方は

チャンスにタイムリーが

もうひとつ出てきてないから

良いとも言えないけど

悪いってわけでもないさ。

 

 

 

ブログでも

お話ししたけど

力一杯とか

一生懸命投げる姿って

野手に伝わるもんよ。

なぁ、山口!

 

 

 

 

よし!

がんばれ!

ジャイアンツ!