たっちゃんさん、

ブログを読んでくれて

コメントもありがとう!

憧れの選手の名前を見ると

たっちゃんさんも

昔ながらの巨人ファンなのかな?

 

 

一三さんとの想い出話

尽きることがなくてねぇ。

川上の親父との絡みで想い出すのはね、

一三さんが新婚ホヤホヤの時の

キャンプでの話。

 

当時、巨人のキャンプと言えば「宮崎」

それが終わると九州で何試合か転戦して

東京に戻るんだよね。

 

一三さん、キャンプ中から

早く家に帰りたそうでねぇ。

(繰り返すけど、新婚ホヤホヤだからね)

 

やっときました最終日。

北九州の小倉でダブルヘッダーがあって

1試合目の先発が一三さん。

気もそぞろだったのか(?)

ボコボコに打たれちゃってさ、

次に出てきたピッチャーは

誰だったか忘れちゃったんだけど

そいつもボコボコに打たれてさ、

 

川上の親父が怒ってねムキー

「お前たち、もう1回、宮崎に帰れー!」

って、試合後、本当に帰されちゃったんだよ。

 

で、2試合目の先発が俺でね、

なんと、俺もボコボコに打たれまして・・・。

でも、もう宮崎行きの電車がなくて

俺は(無事に)東京に帰れたんだ。

 

一三さんは、

次の日から宮崎の2軍キャンプに合流して

ちゃんと最後までやり遂げたよ(笑)

確か、その年は20勝したはず。

 

そうそう、リーグ戦も日本シリーズも

巨人の「胴上げ投手」と言えば

ほとんど一三さんだったよなぁ。

俺、前の試合では投げてんだけど

決まる時はだいたい一三さん。

いいな~と思って見てたよ(笑)

 

 

 

川上の親父との想い出はね、

俺が2008年に野球殿堂入りが決まって

そのパーティーをすることになった時、

「足腰が悪くて立ってられないから

パーティーには出られない。

その代わりに、一緒にゴルフをしよう。

箱根カントリーに来い!」って

連絡がきたんだ。

 

親父が88歳の時だと思う。

 

そのゴルフ場はコース内は歩きなんだけど

親父は2人乗りの専用カートで

ボール付近まで行くんだよ。

「僕も腰が悪いから乗せてください。」

って頼んだら

「お前はいくつだ?60ちょい?

だめだ!歩け!」ってさ。

 

親父は、ボール付近までカートで行って

クラブ片手に杖をついて

ボールのとこまでいくだろ。

それで杖を置いたと思ったら

パーンっていい球打つんだよ。

スコアはぴったり100だった。

凄くないか!?

 

次にお会いしたのが

2009年の土井さんの葬儀の時。

車椅子に乗ってたからビックリして

どうしたのかと尋ねたら

「昔、磯釣りした時に足を滑らして

怪我した膝が痛くなった。

ゴルフがしたいから手術した。」と。

 

その後に聞いた話だと

それからゴルフは出来なくて

俺と一緒に回ったゴルフが

人生最後のゴルフだったって。

 

 

本当に懐かしいなぁ。

「故人を偲ぶ」っていうけれど

当時の話をするだけで

まるで昨日のことのように

本人がそこにいるかように

想い出せる。

なんだかいいね。

 

 

 

明日はたっちゃんさんの

憧れの選手の一人、

土井正三さんとの

話しをしようかな。

 

 

それでは、また明日パー