CBC代表取締役 堀太郎のブログ -20ページ目

電車の中で

 具合悪そうな人

 お年よりはもちろん  杖をついている人ももちろん
 
 小さな子供抱いた人  あとおなかの大きい人 

 貧血で座り込んでいる人が 近くにいるのに

 ぬぁ~んで携帯のぞいて 知らん顔して座ってんじゃ~!
 ぼけ~~~~!!!!!! 
 
 おめーらそれで人間かぁ~!!   
 恥ずかしくないんかぁ~!!

 今の日本は 超おかしい

 日本では 学校でも 家でも こんなあたり前を  教えない  

 企業も儲けることだけ教えて じょーしきは教えない

 いろんな海外を知ってる人に聞くと 
 「日本だけの特殊な現象」 らしい 

 欧米でもアジアでも 子供も大人も すぐに席を
 ゆずるのが普通だって
   
 そこの ヴイトンのバックから 化粧品出して

 化粧をはじめた子  

 斜め前で立っている お年寄りに 席をゆずってみようよ

 まいにち いつも 席をゆずってみよう

 それを心がけるだけで きっと きれいになれる

 もっと もっと きれいになれる

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(mixiより転載)


ギャグミュージシャン

彼とは10年ほど前に、ぼくの中学時代からの友人クマちゃんの紹介で知り合って親しくなりました。

56歳、ぼくとほぼ同い歳です。クマちゃんは女性で彼の日本でのマネージャーです。


彼は加納 洋(かのう よう)と言いますが、ジャズミュージシャンとしてニューヨークに住んでいます。


デビュー盤はその昔アメリカで出しました。

プロデューサーはディビット・マシューズ、ベースはウィル・リー、ドラムスはデイブ・ウイックルと、びっくりするほど超豪華!


彼は子供の頃から先天性の弱視で、少年時代にトランぺッターでデビュー。その後ピアノに転向。19歳頃に全盲になりました。

しかし、日本でミュージシャンとして自立して仕事をしていました。その後企業からの留学資金を得て20代前半でニューヨークに単身留学。以来長年にわたってニューヨーク生活をしています。


ライトハウスミュージックスクール(盲人協会)で多くの生徒にピアノやアンサンブルを教え、ライブハウスやクラブで演奏しながらクイーンズにアパートも持っています。


作曲にも才能があり、彼の創ったNow is the Timeは国連の50周年記念会議のテーマソングに採用されています。

国際盲人情報センター(ICSBInc.)を設立して、チャリティーやボランティアもやっていて、東南アジアでのツアーなど社会的活動もけっこうやっています。


っていうといかにも偉い感じですが、ただのちょっと太ったおじさんです。


日本に時々帰省しては、いろいろな場所でのライブをこなし、ぼくらとお酒を飲み、多くの友にギャグを振りまいて楽しく過ごしています。


全盲とは言え、日本でもアメリカでもPCや携帯を使い倒してコミュニケーションは完璧です。

ニューヨークでも会いましたが、盲人の彼にマンハッタンを案内されてしまうほど行動は自由です。帰りには一人で地下鉄で帰って行きました。


音楽もなかなか良いですが、「音楽以上」にジョークは一流です(笑)

ライブやコンサートではもっぱらジョークの連発。

ジャズミュージシャンじゃなくて、「ギャグミュージシャン」と言われています。


今年は、たまたまぼくのオフィスのすぐ近く、一番町カスケードホールというところで、200名ほど集めてコンサートを行って盛り上がりました。


当日はゲストで、若くてイケメンのパーカッショニスト、片岡亮太さんがアフリカの打楽器を持って参加しました。

片岡さんの爽やかさが素晴らしい!

「ちょいでぶの加納洋」とは大違いです。おかげで彼らのコラボ曲も大成功でした。


片岡さんも盲人です。まだ20代前半。これから、加納洋が若き日に受けた留学資金を得て、ニューヨークのコロンビア大学に留学するそうです。イケメンなだけでなく、いかにも賢そうですなぁ。


当日は、彼を加納洋がこのように紹介しました。


「片岡君も僕と同じように目が見えないんです。でも見えるとか見えないとかなんて大したことじゃないです。一番大事なのはルックスですよ!」


大爆笑でした!


でぶの加納洋が言うと説得力はハンパない(笑)


さすがギャグミュージシャン。


彼のブログも面白いですからぜひ読んでみて下さい。 


  http://blog.goo.ne.jp/ykmusic_ny



面接

アラン『幸福論』のあまりにも有名なフレーズ、



「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである」


にも明らかなように、強靭な意志なくして「明るさや元気さ」をこの時代にキープし続けることは、極めて困難であるように感じます。そうあるために、多くの方々が日々大変な努力を積み上げているのではないでしょうか?


私が転職エージェントのようなことを始めて、もう11年目に入りました。

「ようなこと」と言ったのは、この職業にはいろいろな呼び名があるからです。キャリアアドバイザー(CA)とか、ヘッドハンターとか、サーチコンサルタントとか。。。


呼び名やアプローチ手法はちょっとずつ違うとは言え、いずれにしても、概ね優秀なビジネスパーソンにアプローチして「ある企業」への転職を勧め、企業側(クライアント)のニーズを満たし(入社)、問題解決に近づけ、企業から少なくない報酬を頂くというビジネスであると思います。


転職マーケットの中では、高いスキルや経験値が、ある一定のハードルを越えていない人は、そもそも「商品」になりません。昨今のマーケットが、さらにその厳しさを増していることをひしひしと感じています。


こんな時代を生き抜くことは、なかなかタフなことですね。


転職に高い商品価値が必要であることは言うまでもありません。

しかし、最も大切な要素は、個の中にある、「内発的な生命力や勢いの強さ」のように感じます。

表現の角度を変えると、「楽観性」のようなものでしょうか。


ここが弱ければ、せっかく中身(商品価値)があっても自己を「売れる商品」としてアピールすることはできないからです。


自己の「価値」を十全に表現することは、自己の「尊厳性」を担保することにも通じます。

私は面接に行かれる方には、できるだけ自然体で臨むようにお願いしています。

そして、自己をコントロールすると同時に、面接の場をコントロールすることをアドバイスします。


面接を突破するには、「自己の価値の中身を十分に表現」できなくてはなりません。

少なくとも面接の場で、「意識された」自然体を演じ、「明るさや元気」を意識化して表現(演技)することができなければ難しいと思っています。


それができなければ、たとえ転職できたとしても、敵だらけの環境に入ってサバイブすることは結局のところ難しいからです。


そう・・・転職は敵の中に入って行ってサバイブするタフなゲームなのです。


アランから少しでも学べば、楽観性は、「チャレンジ」の別の表現とも言えます。


面接は「自分という商品」を、ブラッシュアップし、マーケし、セリングする最高にexcitingな舞台だと思います。


そのチャレンジの中で、新しい自分と出会えるかもしれませんね。


ここを楽しめる人は、どんな環境でも必ず勝つことができるでしょう。


どうせ面接にいくのであれば、この機会を大いに楽しんでしまう、“したたかさ”を持って頂きたいものです。


私自身この厳しい時代を、より楽観的に、よりしたたかに生き抜いていきたいと思っています。