24
雨降ると知りつつチャリ
かっぱ持参
鳥貴族
なんだか気もそぞろ
見えない
景色が見えない
今一番知りたいお方の見たい景色が
ボンヤリとしかみえなくて
もどかしい
あの瞳は何をみているのだろうふと笑顔が消えたとき
何を考えているのだろう
25
初の昼夜稽古
時間がビュンビュン
こうありたいと理想はあっても
こだわりたくない
でもあぁ…
客観性が迷子
どうしたどうした
もう脳が働かなくなったか
頼むよ
稽古みながら
『こういう役ってワタシには縁がなかったなぁ』
と思う
今後もご縁はないでしょう
そんな人生
意味を正確に知らない言葉が
出てきて
あたふたする
カリカチュア
アチャラカ
ダイアゴナル
即ケータイで調査
便利な世の中よの
なぜだか気持ちが
浮き上がらない
嘘
『なぜだか』ではない
理由はわかっている
好きなものは大切に
嫌いなものにも優しく
雛鳥は鳴く
ご機嫌で
可愛い声で鳴く
そして最後は大暴れ
ワタシは
雛鳥を手の中に
そっとおさめて巣に
おやすみなさい
家族だと
思っているのよ
26
寝坊
ちゃんぴおん蓄積
起き上がれず
ごめんなさい
たまった家事をやらねばと
内心ざわざわ焦りながら
陽当たり抜群な窓辺で
窓を全開にして
風に吹かれながら寝転んでいる
至福
もうすでに2時間経過
このまま終わりでも
いいんじゃないかと
思ったり思わなかったり
あと5分したら
起きてやろう
うむ