J-wave生出演 その2 ロス フルオーケストラで制作した楽曲を聴いた方の喜びの声 | 歌手 堀澤麻衣子オフィシャルブログ Powered by Ameba
先日の8/2(金)の22時半~23時40分 

ラジオJ-Wave FM81.3  杉山ハリーさん出演の『Hello World』ヘッドフォン
に 1時間10分、生出演させて頂きました。

http://www.j-wave.co.jp/original/helloworld/



今回制作した『Kindred spirits』の曲をラジオで流して頂いたのですが、

聞いた方から、

こんな嬉しいツイッターを頂いきました。



友人で作家の西澤ロイさんが

リスナーの方々のつぶやきを、

リツイートしてくださったのでご覧くださいませ☆
https://twitter.com/roy_nishizawa


放送後、暖かい、有難いメールもいただきました。

”生”の反応を聞くことができて、

本当に、このアルバムを制作してよかったと思います!!



そこで、少しお話した内容をご紹介します。

今年、ロサンゼルスで、フルオーケストラアルバムを制作するに至ったのですが、

なぜ、このアルバム制作がスタートしたのか、

そのいきさつについて、お話をさせていただきます^^



それでは、ラジオ再現トークスタートカチンコ




堀澤麻衣子オフィシャルブログ



■ロサンゼルスでアルバムを制作するに至った理由

このアルバム『Kindred Spirits』(繋がった魂たち) は、

セリーヌ・ディオン、ホイットニー・ヒューストンなどをプロデュースし、

グラミー賞に3度ノミネート、エミー賞も5回受賞した ハリウッドプロデューサー

スティーブ・ドーフがプロデュース。



そして、ミュージシャンは、

●Bass:リー・スカラー
1970年より通算2,000以上のアルバムに参加する伝説的ベーシスト。Paul McCartney、James Taylor、Carole King、Phil Collins、TOTO、David Fosterなどの大物アーティストのレコーディングやツアーや数々のハリウッド映画音楽にも参加。仙人のような風貌と共に、参加したアーティストと中指を立てた写真をコレクションしていることでも知られる。柿ピーが大好物。


●Drums:ベニー・カリウタ
1970年後半にFrank Zappaのドラマーとして世界に名を馳せて以来、 Sting、Joni Mitchell、Herbie Hancock、Joni Mitchell、Barbra Streisand、Chaka Khanなど数々の大物アーティストのレコーディングやツアーに参加する奇才ドラマー。大御所ドラム雑誌「Modern Drummer」の読者投票で18回以上Drum of the Yearを受賞。今回のアルバムのセッション終了直後、そのままモスクワに飛んでStingのツアーに参加。


●Guitars:ジョージ・ドーリング (George Doering)
「映画からギターが聞こえたらGeorge」と言われるほど、ハリウッド作曲家から最も指名が多いギタリスト。映画「Man of Steel」「Star Trek Into Darkness」「Skyfall」など数々のハリウッド映画に参加。柔らかく繊細なトーンクオリティと精確無比の演奏技術はレコード業界でも非常に名高く、Quincy Jones、Barbra Streisand、Ray Chalres、Mariah Careyなどの大物アーティストのレコーディングに参加。ユーモアたっぷりのロビン・ウィリアムズ調の声でいつもスタジオの空気を和ませる。


●Piano:マット・ローリングス (Matt Rollings)
数多くの大物アーティストやハリウッド作曲家から絶対的な信頼を寄せるピアニスト。Lyle Lovett、Sheryl Crow。Motley Crue、Neil Diamond、Boyz II Menなど大物アーティストのレコーディングやツアーに参加。優しくソウルフルなトーンクオリティは今回のアルバムの聴きどころでもある。


この4人の世界的なミュージシャン。

そして、ロサンゼルスオーケストラ38人編成でアルバムを収録することができましたヘッドフォン



■英語作詞も書き下ろし

また昨年末にリリースしてiTunesボーカルチャート2位を獲得した

オリジナル曲「宇宙からの贈り物」の英語版である「The Gift」は

カーペンターズの名曲「I Just Fall in Love Again」の作詞家で、

彼女もまたエミー賞を受賞した作詞家、

Gloria Sklerovが英語歌詞を書き下ろしてくださいました。メモ




ただ、今回の制作の最大の特徴は、

通常のアルバム制作の流れと、全く流れが逆なのです。


★通常のアルバム制作の流れとは・・・

1)レコード会社が予算を決定

2)アルバムのコンセプトが決められ

3)そのコンセプトに会ったプロデューサーが決まる

4)制作をスタート

が主流の流れですが、

今回は全く逆。


1)アーチストである堀澤がアルバム制作の予算を用意

2)コンセプトを決め

3)そのコンセプトに会うプロデューサーを自らリクエスト

4)プロデューサーを紹介して頂き、プロデューサーがこのプロジェクトを気にいり制作決定

5)予算をかけてレコーディング制作を行い、音源原盤を作る

6)発売元のレコード会社、または、業務提携できるレコード会社を探すというスタイル

なのです。



ご存知のとおり、今のレコード業界は、

売上があがらず苦戦しています。

だからといって、レコード会社に依存して、

その不況が改善するまで、ずっ~っと待っているということもできませんCD




ただ待っているだけでは、何も起こりません。

奇跡も、喜びも、楽しみも。




だから、まずは、

1、最高に音楽性豊かな素晴らしいミュージシャンたちといい作品を作り

2、その音源を聞いてもらって、

  このプロジェクトに賛同するレコード会社の方に出逢おう!!

そんな意気込みで、

なんのツテもない、ロサンゼルスに、

とにかく出逢いたいという気持ち一心で、プロデューサー探しに出かけたのでしたアップ




■1回目の渡米

それは、遡ること3年前。


1回目のプロデューサー探しで出会ったプロデューサー、

ジョエル・ダイヤモンドさんという方がいらっしゃいました。

この方もグラミー賞を2回ノミネートされているプロデューサーで、

シンディーローパーのプロデュースをされている方でした。

私の声をとても気に入ってくれ、

すぐに逢ってくださったのですが、アルバム1枚制作するのにかかる金額を聞いたら、

とてもとても用意できる予算はありません・・・。

残念ですが、しっぽをまいて 日本に帰ってくるしかありませんでした。





■諦めきれない想い

でも、どうしても、世界最高の音楽家たちとアルバムを作りたいという想いを捨てきれず

3年間 働きに働き、なんとか予算をためようと仕事に取り組みました。

そうすると

また素敵な編集者、出版社の方々にお会いすることができ、

お陰様で著書が累計10万部も広がったりました。

このことによって、なんとかこの制作の予算を作ることができました本




そこで・・・いざ、ロサンゼルスに!!ということで

去年10月にロサンゼルスに旅立ちました飛行機





■点と点で繋がった出逢い

アルバムを作るなら弁護士さんが必要だ!と思った私は、

3年前にロサンゼルスにいって出会った方々に声をかけ、

ロサンゼルスで、日本語と英語ができて音楽専門の弁護士さんはいないかということで

人づてに弁護士さんを探しました。そうすると、困っている私に手を差し伸べ

人から人へとご紹介してくださったのです。




その後、その音楽専門の弁護士さんと出会い、直接お電話で話することができました。

でも、

その方が、わたしにいったショッキングな言葉。。。


それは、私は「音楽の訴訟」の専門なのです・・・契約をしたくてロサンゼルスにきたのであれば、

わたしではお力になれないかもしれない・・・



でも、日本人でハリウッドの作曲家のエージェントをされている方がいるので、

その方をご紹介できるかもしれないといって、また新たなご縁をいただきました。

本当に、神様が味方してくれたのではないかと思えるような

点と点で繋がっていったようなご縁でした。




■新たなプロデューサーに出逢うことができた!

そして、ロサンゼルスに入る1日前に、ご縁でお会いすることができた

LAのエージェントの耕庸さん。

この出逢いをきっかけに、

どなたか、わたしの声に合う曲をかかれる作曲家を知りませんかと

プロデューサー探しをお願いしたところ、

わたしの声にぴったりな作曲家であり、プロデューサーがいると、

耕庸さんが選んでくださった方、それがスティーブ・ドーフだったのです。






とっても親切に親身になって聞いてくださった耕庸さんに、

私は、今回のアルバムのサブプロデューサーのも引き受けてくださるようお願いしました。

通常の仕事で、手一杯の中、

耕庸さんは、

『今まで日本人で、こんな形で 一人で予算を作ってプロデューサーを探しに来る人なんて

いなかった。。。

その情熱と声に動かされたので、今回、お手伝いすることにします!』といってくださり、

アルバム制作にも携わっていただくこととなりました。




■音源が、プロデューサーに届いた!ロケット

そして、わたしの音源はスティーブの元に届き、

とても声を気に入って頂いたとの連絡が入りました。


スティーブは

今レコーディングをナシュビルでしているけど、

会いたいから、すぐロスへ帰る、、、電話をしてきたとのこと。

いつもはメールでやりとりしているのに、

珍しく電話がかかってきたから、相当気に入ってるんだなと

耕庸さんは思ったとのこと。



・・・チャレンジしてよかった。。。

うじうじ悩んで、動かない選択をしなくてよかった、

心の中で想っていることを、行動に移してみて本当によかったと思いました。




そして、わたしの声に対してスティーブは

セリーヌ・ディオンやホイットニー・ヒューストンは

トーンクオリティー(素晴らしい音色)がある歌手だが、

麻衣子の声も同じレベルでトーンクオリティーがある。

だから一緒に音楽を作ってみたいんだ! といってくれたそうで

わたしの声に合う楽曲を何曲か送ってくれました。




その素晴しい楽曲に心を奪われた私は、

早速スティーブのスタジオに行くことに。



■スティーブとの出逢いとカーペンターズ
その曲を聞いた私はとってもその楽曲が気に入って、

早速スティーブのスタジオに行くことに。

たくさんのゴールドディスクや、エミー賞のトロフィーが

飾られた部屋で、楽曲を聞いた時は、

あまりの喜びに魂が震えました。


そして、ある曲を聴いたとき、

大人になったわたしが、声をあげて泣いてしまったのです。しょぼん


その曲とは、カーペンターズの『I just fall in love again』。

それを歌うカレンの声と、スティーブの書いたメロディーがあまりにも

美しかったからです。


大ファンだったカーペンターズのカレンの曲を書いたスティーブが目の前にいて

そして、カレンの甘く優しいローボイスが、

私の心を大きく動かしたのです。



拒食症で亡くなってしまった彼女ですが、声聞きながら

「わたしもずっと歌っていたかった」という心の声を聴いたようにも感じました。

とにかく、曲と声とそして、今までここまでたどり着くまでのことが

走馬灯のように流れて、身体じゅうが震え、魂が喜びに満ち溢れて

涙が止まりませんでした。



耕庸さんいわく、スティーブくらいの大御所になると

もうお金では仕事は一切しないそうで、

自分の興味のないプロジェクトはどんどん断るそうなのです。

こんなに積極的になっているスティーブを見ると、

本当にまいこさんのことが気に入ったんだねといってくれました。

そして、当初10曲を制作することになっていたのですが、

スティーブからの提案で、同じ制作費用で

13曲もの曲をレコーディングしていただけることになったのです。。。

本当に、本当に嬉しいことでした。




そして、レコーディング制作で長く一緒いてわかったことは、

子供のように、感情を素直にあらわにするスティーブ。

うわっつらではなく、本音しかいえないとても信頼できる

私にとって、大好きなプロデューサーになりました。





ラジオでお話しながら、戸田プロデューサーに

ツイッターのつぶやき状況を見せていただき、

とっても嬉しくて、

「あ~、、、今、生きているんだ・・・」

と感じました。



そんな実感を、今回のプロジェクトでたくさん体験しています。

こんな機会をくださった J-wave関係者のみなさん、

ロサンゼルスでこの制作に関わってくださったたくさんの方々に

感謝と熱い気持ちがこみ上げます。



そして、この生の反応を見て、

本気で向き合った作品を作れば、

音楽は、国境を越えて、言葉を越えて、人の心に届くんだということを

改めて実感できる瞬間をいただくことができ、

新たに、出逢うべくレコード会社に届けられるよう頑張りたいと思います走る人




さて、今まで、ブログにも

ロサンゼルス 海外レコーディング日記 その1~から

いきさつの詳細を書いてきましたが、

今日はまとめて書いてみてたいと思います。

細かく読みたいという方は、

ロサンゼルス 海外レコーディング日記 その1から是非お読みくださいませ
http://ameblo.jp/horisawamaiko/entry-11394782986.html
(現在 その6 まであります)



★レコード会社の方々へ 
私たちは、発売元のレコードレーベルさんとよい出逢いあることを希望しています。

ご興味がある場合
お問い合わせはこちらです:「ほりさわまいこのL.Aアルバム制作について」
world@amato-musica.com
よろしくお願い致します。




■ラジオで行ったボイトレについて

その他、行ったボイス&メンタルトレーニングは、

一緒に出演した、アマートムジカの

話す声代表の司 拓也先生のブログでご紹介しています^^

声のお悩みがある方は、ぜひこちらも

ご参考にしてみてくださいねベル
http://ameblo.jp/keizaidesuku/day-20130803.html