こんにちは
歌手のほりさわ まいこです。
8月も最後の週になり、
わたしは、妹の結婚式のため、
今、バリに来ています。
今日は、今までの疲れがたまっていたせいか、
ちょっと体調が悪いのですが、少しだけ風に身を委ねて 休息しています。
っと言っても、今日 これから結婚式なので、お歌を贈るのですが・・・^^;
昨日は、妹の旦那さまになるのはインドネシアの方なので、
初めてあちらのご家族ともお会いして
海辺で食事をしました。
英語はへたっぴな私ですが、すべて笑顔でカバー(?!)
なんとか、コミュニケーションも取れ、仲良くなりました!
国がちがっても、言葉が違っても
歌の力と同じように、笑顔ってどんな人でも
心を結ぶパワーがあるんだなと感じました^^
さて、先日お約束していた
8月18日(土)のアマートムジカ5周年記念感謝際
”1日で感動的に歌がうまくなるコンサート”でご披露した
”プロの歌技 ホイップクリーム法”のお話を今日はしたいと思います。
★1 ”1日で感動的に歌がうまくなるコンサート”でお伝えした
ワンランクアップした歌が歌えるようになる
「ホイップメソッド歌唱法」
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なぜ人は歌を聴いて魂が震え、涙があふれるのでるのでしょうか?
みなさん、まずは「声がでるように」をめざして
歌を歌われると思います。
1、高い声がすっとでるように
2、喉がいたくならないように
3、こもらず、聞きやすく、聞きたいここちよい声で・・・
などなど。
でも、、、実際声がしっかり出たあと、、、それからが、かんじんなのです・・・
この人の歌は、他の人に比べて何か違う!!
もっときいていたい!!
と思うには、声がでるだけでは、実は足りないものがあるのです。
ただ大きい声のまま。。。
また、か細い声のまま・・・
ただ高音(低音)で歌い続ける・・・
これでは人は飽きてしまうのです。
「♪(音符)」どおりに、
音程をあわせ、綺麗な声で歌う”だけ”ではなく・・・・
「音符と音符の間をいかに歌うか・・・・」
が実は一番のポイントなのです。
具体的なテクニックを一つお伝えすると、
「音符と音符の間の音量」をあるときは大きい声で、
あるときはささやくような声で歌います。
この強弱のくりかえし・・・「対比」によって、
人はその声に惹きつけられ、うっとりするのです。
この対比のニュアンスを
わかりやすく伝えるには?
と考えた表現が“ホイップクリーム”
ホイップクリームを盛り付ける時の
最後にフワッとケーキから離れる時の柔らかいイメージ
8/18コンサートの課題曲、
アメージンググレイスの中盤と終盤などは、
このホイップクリームのオンパレードです。
だからこの強弱のタイミングを身につけるには
アメージンググレイスはぴったりなんですね。
加えてもうひとつ大切なこと・・・・
それは
ただ強弱をつけるだけでなく
「ずらす」「はずす」というテクニック!
例えば、アメージンググレイスの歌詞の中の
「like me」の部分は普通に歌うと、
ライクの後に、ミーはライクと同じ音量で歌います。
そこをあえて
「ずらして」
「はずして」
すこし過激な表現を使うと^^
「裏切って」
ミーの部分を、聴こえるか聴こえないかの
ささやくような音から入り、
しばらくしばらくたってから
音量を徐々に上げていって、最高潮から、また下げていく・・・・・
ホイップクリームの柔らかさに加えて、
観客の心理を裏切る演出。
この細かいテクニックを使ってプロは歌を表現しています。
コンサートでは私の実演やコーラス隊のお手本、
を実際に聴いていただいてお伝えしました。
観客の皆さんからも、
プロの歌がなぜうまくきこえるのか理屈がわかった!!!!!!
と、ここで皆さんの表情が「パッ」と明るく変化したのを
今でも鮮明に思い返すことができます
ライブでご説明できないのがとっても残念ですが、
コンサートDVDでもこの「ホイップクリーム法」
はかなり細かく説明しているので
ご興味のある方はどうぞご確認くださいませo(^▽^)o
皆さんの目から鱗が落ちれば嬉しいです^^
詳細はこちら
http://amatomusica.com/voice_mental_school/2012concert/20120818_DVD/concert20120818.html