有明教育芸術短期大学・芸術学科の女子短大生のみなさんから
フィールドワークの一環ということで、取材を受けました。
専任講師の前原(まえはら)恵美(めぐみ)先生がされている
「フィールドワーク基礎Ⅰ」の授業では、
生徒各自がテーマを決め、事前調査をした上でインタビューをするということをされています。
下記が、先生からの依頼文
このたび、授業の受講者より、堀澤様へのインタビュー調査を行いたいとの申し出がございましたの
で、ここに指導教員として、ご理解・ご協力のほどをお願い申し上げる次第でございます。
何分にもまだスタートラインに立ったばかりの学生のことですので、行き届かない点も多いかと存じま
すが、よろしくご指導・ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。なお、インタビューをお許しいただける
場合には、私が担当教員として同行し、インタビュー内容については、授業内での発表以外で公表する
ことはございません。
末尾に学生のインタビュー依頼文がございますので、ご検討の上、お許しいただけるかどうかを、この
メールアドレス宛てに知らせいただければ幸いでございます。何分ご多忙の事と存じますので、学生が
提案しております日時以外のご希望がございましたら、併せてお書き添えいただければ、なお幸いに存
じます。
またご承諾いただけない場合でも、学生にとっては今回のような手続き自体が勉強でございますので、
お気づかいなさらぬよう申し添えさせていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
＞＞こんなに、丁寧に
前原先生からお手紙を頂き、、、、
・・・・・・・・（学生さんからの依頼文）・・・・・・・・・
堀澤麻衣子様
毎日厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
このたび突然メールを差し上げることを、お許しください。
この度メール致しましたのは、大学の授業の中でグループごとに決めた課題を研究するにあたり、
堀澤様にインタビューをお願いしたいと思ったからです。
私達のグループの課題は「癒しの音楽」です。
音楽家として癒しを提供し、またスクールの講師として癒しの音楽を広めていく活動を
していらっしゃる堀澤さんにインタビューをお願いしたいと考え、ご連絡差し上げました。
堀澤様の考える癒しの音楽、音楽と癒しの関係性、癒しの音楽の可能性（今後の展開など）について
主にインタビューさせていただきたいと思っております。
希望日時等は下記のとおりです。
もし、ご都合が合わないようでしたら、ご都合のよろしい日時を
ご提示いただければ幸いです。
お忙しいことと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。
記
希 望 日 時 ： ２６日（水）、２８日（金） 全て午後６時３０分～
時 間 ： 約４０分
参 加 人 数 ：有明教育芸術短期大学芸術教養学科・音楽コース1年生 5名
同 行 者 ： 前原恵美先生
ということで、
未来のある学生さんのお役に立てるなんて、
こんなに嬉しいことはない！っと
即効でＯＫの返事を送らせて頂きました
そして、当日、
前原先生がご指導されている生徒さん4人（尾崎さん、小泉さん、山田さん、広瀬さん）
がアマートムジカにお越しいただいて、約1時間30分の取材を受けました。
最初にインタビュー依頼のメールを頂いた時、
大学1年生で、
何てしっかりとしたわかりやすい文章を書くのでしょう！！
とびっくりしました。
もちろん、前原先生の素晴らしいご指導のお陰だとは
思いますが、感激いたしました
わたしも、こういうことでお役に立てることが、
本当にうれしいし、楽しい
インタビュー内容は、
・癒しの音楽とはどんなものか その考え方について
・癒しと音楽の関係性
・癒しの音楽の今後の可能性
その中で、お話したことは、、、
癒しの音楽とは、クラシックだとお考えですか？と質問をうけたので、
それは、人それぞれによって違うのではないかとお伝えしました。
昔から、いろんなジャンルの音楽が好きで聞いてきた私にとって、
クラシックはクラシックでいいところがあり、
ジャズはジャズでいいとろこがある。
スラッシュメタルだって美しいメロディーがある。
みんな、生きているその時代の中で、
どこか、こころの中に、うっ屈した表現できない感情をもっていて、
音楽がその感情そのものを代弁してくれたとき、
自分の感情が開放されて、なんとも言えない気持ちになる。
そして、涙がでたり、感情の波がやってくる。。。
それは、人それぞれが、いろんなチャンネルで自分の癒しをキャッチしてはじめて、
癒しが生まれるのだと思う。
だから、クラシックが癒しのジャンルということではなく、
一人ひとりのこころをそのものを代弁し、気づきをあたえ、ゆるし、包んでくれるものが、
それぞれの癒しになると思っています。
あとは、いろんなお話をしましたね。。。
歌と呼吸が、能の潜在能力の活性化に良いこと。
人間が大好きな、音と光の話
私自身が経験した声を失った時の話、
なぜプロの歌手になろうとおもったか・・・きっかけの話
音楽で社会貢献できる幸せ、寄付の話
感謝に満ち溢れて歌うということ
生きていること、声ができることを感じながら歌う喜びについて・・・
などなど。
印象的だったのは、
やはりみなさん素直で、音楽に対して大きな可能性を感じており、
自分の才能と社会で求められている接点をつなぎあわせて、
提供していきたいという意志を
お持ちなんだなということ
将来がとても楽しみです。。。
最後は、一人一人、音楽への夢をききながら、
人生相談の時間に・・・＾＾
過去の辛かったことなどを思い出して、泣きだす学生さんもいたりしましたが、
それでも、本気のトークに、
最後は、目の奥にきらきらと光る、音楽を愛しているという魂が
再び輝きだしたのを感じました。
私のつたない経験をお話することで、音楽に対して
さらに情熱に火がともったり、
音楽で人が繋がっていく幸せを、たくさんの方に届けられるなら
こんな嬉しいことはないです。
音楽で繋がる、さみしさのない 幸せな世界。
そんな喜びがたくさんの人に届けられるよう
音楽家や協力者が起ちあがって
ムーブメントを起こせたら嬉しいなと思っています
取材では
ビデオと音声に撮らせていただき、
ＯＫも頂いているので、
また皆さんにお届けできる機会があるかと思います。
お楽しみに！！