2023年12月24日(日)
校舎の完成を待たずして、先に政府への引渡し式を行いました。既に雨期に入ってしまったので、途中の道が川になってしまうからです。
今回は今までこの活動に関わって頂いた方も招待して、車をレンタルしてご一行で向かいました。
これまでのコミュニティの自主的な動きにはいい意味で色々と驚かされましたが、今回も到着早々ビックリした事がありました。
それは、なんと、我々が着いた時にはみんなちゃんと揃っていたんです!
え?当たり前?いえいえ、違うんです。ザンビアには「ザンビアタイム」という文化?があって、特にこういった式典などでは、1番偉い人(今回で言うと郡のトップ)がだいたい30分〜1時間は遅れます。ガーナでは平均2〜3時間待ちだったので、ガーナに比べると早い方だと感じますが、それでもよく待たされる事が多いです。
今回は全員揃っていたので、到着すると軽く挨拶をして、すぐに式典が始まりました。
トイレも通常は男女の区別がないのですが、その日は可愛らしい絵で男女別に表示されていました。
式典が始まると、何人かのスピーチにダンスが交ざる形で2時間ほど式典が続きました。
私も登壇しました。
現地語(トンガ語)と英語で挨拶を行いました。「この学校はみんなの力でつくった学校だから、私の学校じゃない、みんなの学校です!」と話たところ、地元の方から歓声が上がりました。握手を求めてくる方も沢山いて、いい関係性が築けたように感じました。
ダンスの風景
ザンビア人はダンスが大好きです。こうした式典では、踊りが間に入ったりします。
続いてテープカット
色々な方のスピーチがあったのですが、郡のトップはやはり政治家らしい演説風な話をしていました。面白かったのは、生徒のスピーチもあったのですが、郡のお偉い方に向けて「このコミュニティにはインターネットが必要です!」などと、大人顔負けの訴えがありました。スピーチした子はその後家族に抱きつかれて喜んでいました。
こうした子供を巻き込んだオーガナイズを含め、よく出来たコミュニティだなーと感じました。
最後に生徒達と写真を撮りました。
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