2023年5月14日(日)
前回の話合いから約3週間が経ちました。
ちゃんと整地をしてくれるか心配していましたが、その翌週の火曜日に、心配を吹き飛ばす動画が送られて来ました。
そして、今日実際に訪れてみると、見事に整地されていました。
やる気充分ですね！
今日も作業をすると人が集まっていたので、声を掛けて一緒に測量しました。
既存の学校は素材が焼いてないレンガの上に、かなり狭くて天井も低い作りだったので、今回は広く土地を使い、7m×7mの4教室＋職員室1室の計５室の校舎を建てる事になりました。
ブロック約5,000個使う計算です。
前回の話合いでは、コストがかなり安いレンガをコミュニティで調達して使おうと話していたのですが、実際にレンガ職人に話を聞いてみると、通常は雨季に型を作って、雨に濡らしては乾かしてを繰り返し強度を上げて、乾季に焼いて作るとの事でした。
今でも作れない事はないけど、何ヶ月もかかると言われたので、レンガで作ると12月の完成には間に合いません。
その為、作戦変更して近くのチョングウェの街でブロックを買う事にしました。
こちらのブロック1個が約35〜40円
5,000個使うとすると、だいたい20万円ぐらいです。日本で買うと一桁変わってくるぐらいだと思います。
ただ、この材料費というのは、為替や経済状況(インフレ)の影響をもろに受けるので、「20万！？やったー！」とはぬか喜び出来ません。
なぜなら！カンジャガ村では当初100万ぐらいで見積もってた校舎建設が(実際見積もりも取りましたが)、最終的に500万近くかかった過去の経験があるからです。
いくらかかろうが、やるといった事はやりますけどね。
そんな簡単には進まないのが途上国の学校建設。
早速帰りに街のブロック屋さんを回って値段を調べました。
これでブロック約1000個。
建設場所までの道のりがかなり険しいので、輸送費がだいぶかさんでしまう&運べる運ちゃんがなかなかいない、という困難はありますが、何とか次回訪問までには決めたいと思います。
それではまた！
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