2022年9月22日(木)

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ご無沙汰してます。
前回投稿してから、約3ヶ月ぶりですね。

隊員だったガーナの時とは違い、ザンビアでは多くの時間を首都のオフィスで事務作業や話合いをして過ごしているので、業界関係者との接点はありますが、ガーナでいうカンジャガ村のようなローカルに住む現地の方と繋がる機会は割と限られます。

そんな中、仕事で繋がった業界関係の方から、ローカルのコミュニティを紹介してもらいました。
ロシナンテスというNGO団体で働く元青年海外協力隊のザンビア隊員だった方と知り合う機会があり、ロシナンテスの活動先のコミュニティに連れて行ってもらいました。

首都ルサカから車で3〜4時間ぐらいのところなのですが、その3〜4時間のうち2時間ぐらいはこんな山道でした。

「ぽつんと一軒家」に出てきそうな勢いの道のりに、最初は「何故ここに人が住んでいるのか?」と不思議に思いましたが、よくよく考えてみると、元々この地域の人達がそういうところに住んでいて、後から侵略した人達が大きな都市を作り、発展させたというのがこの国の歴史だと思います。なので、住民からすると「元々住んでましたが、何か?」という感覚なのかもしれません。


まずはロシナンテスの活動拠点となるムワプラヘルスポストに到着しました。

ソーラーパネル+蓄電池で電気の供給も可能となっているこちらの施設で、エコー検査や妊婦診断、出産などが行われているようです。

中でもエコー検査が導入された事によって、逆子や双子などの早期発見が可能となり、出産時の死のリスクが改善されたそうです。

素晴らしい活動ですね。


そうしてさらに車で1時間ぐらい山道を進み、今回の目的地であるコミュニティに到着しました。まずはロシナンテスがサポートしている活動現場を見させて頂きました。

母子保健の活動現場ですが、予防接種や定期検診、妊産婦に対するワークショップなどが行われていました。

周囲の集落から月に1回母子が集まり、こうした健診などが行われています。


そして、今回私のメイン目的であるコミュニティスクールを見せて頂きました。

この後方にあるのが学校です。

いったい中身はどうなっているのでしょうか?



1教室だいたい15人入るかどうかというぐらいの狭さ。

そこに20人ぐらいの生徒がひしめき合って勉強してました。

そして、このエリアには電気が通っていないので、昼間なのに部屋はかなり暗い。

このぐらいの教室が3教室+職員室が1教室という校舎で200〜400と言われる生徒が授業を受けています。そして、コミュニティから4人の先生がボランティアとして教えているようでした。


コミュニティスクールなので、一部国からの支援はあるようですが、先生の派遣はなく、近くにある公立の学校(現地の先生はマザースクールと呼んでました)の傘下のような形で、チョークなどの消耗品を賄っているようでした。


そして、コミュニティスクールの先生やチェアマン(議長)から話を聞くと、「国から先生を派遣してもらいたいけど、元々教員が不足している上にこのコミュニティには宿舎がないので、厳しい状況となっている。だから、宿舎を建設しようとしている」と。また、教室が不足している事に関しても「土地は用意できているが、建設費用を工面出来ずにいる」との事でした。

さらにチェアマンと呼ばれる人は、初めこの地を訪れた私達がコミュニティスクールについて色々聞いていたからか「誰かの支援が必要だ」と訴えかけてきました。

中々鼻の効くチェアマンです。


まだこの地で建設をするとは決めてはいませんが、自分達の力で学校を建設して、ボランティア主体で運営しているという事実はこのコミュニティのポテンシャルを感じさせます。

仮にここで建設(増設)するとして、パートナーとなるコミュニティの人達が信用出来るかどうかという点は、時間をかけて信頼関係を作らないと何とも言えない事ですが、紹介して頂いた方の話を聞く限り、信頼に足る人物は少なくともいるように感じました。


という訳で、ザンビアではこのLuyandoというエリアで学校建設&運営の支援をするかもしれません!
「学校をつくろう」2校目誕生なるか!?
今後の展開をお楽しみに!

そして、ご案内頂いた皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました!Zikomo !


つづく


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