5月23日(土)

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そうして2年目は畑の拡大から始まり、

人気野菜の増産や出荷する野菜の種類を

増やして、野菜農家としての兆しが

見えてきました。

とは言っても、まだ年間20万も

いっていない状況です。


とにかく「量」を増やした2年目。

しかし量を重視した余り、

質に関してはあまり安定しておらず、

返品率が10%を超える状況でした。


とにかくたくさん育てて、

収穫したものは良くても悪くても

出荷する!という感じで、

見た目が悪い野菜も普通に売って

いました。

パッキングも特に気にせず、
こんな感じで、ごちゃ混ぜな感じでした。


それでも個人的に親しい方で、

わざわざ私の野菜を探して

買ってくれる優しい方もいましたが、

主婦の目はそうはいかない!!


いくら仲良しだとしても、

ものがいい、もしくは安いなど

買う価値がないと買ってくれません。

さすが家計を担っているだけあって

かなりシビアだと感じました。

そのシビアな目線で、

お客さんから、そしてお店の方も

私以外は全員主婦なので、

野菜を持っていくたびに、

後ろから厳しい目線を感じながら、

見た目の悪い野菜も並べていました。


でも丁度その頃から、野菜の

ブランド化を考え始めました。

妻に「ほりぽん農園」のシールを

作ってもらって袋に貼り、

袋詰めも研修で学んだり、

町の地産地商課の方に教えて

もらったりして、見た目も

いいものと悪いものを分けて、

悪いものは安く売るようにして、

普通にお店に出せるような

商品に近づける努力をしました。
だいぶ見た目が良くなりました。


そんな色々な反省点を経て、

3年目は質を上げる段階に入ります。

クオリティーコントロール(QC)。

今で言えば改善の一つですね。

最初の会社(パチンコ会社)の時に、

QCの取り組みが行われていました。

パチンコ業界では珍しい取り組みで、

その活動で私は評価されて、

本社に引き抜かれるという事があり、

それ以来、改善の活動は

割と得意分野にしていました。


そんな訳で、3年目の目標は

2年目の収穫量を維持しつつ、

質を高めて収入を上げる

という事でした。

そして、年間30種類以上の野菜を

作っていましたが、その中でも

10種類ぐらいはチャレンジ野菜で

何でもかんでも面白そうな野菜を

試しに作っては失敗していました。


3年目ぐらいからは、

そこから芽のある野菜を選んで、

より使われそうで売れそうな

野菜に絞って作りました。


例えば、ハヤトウリやズッキーニ、

パプリカなどは元々栽培する方が

少なかったので、ほぼ独占状態でした。
ハヤトウリはキュウリが終わった時期から出来始めるので、キュウリの代わりとして重宝されます。また漬物にも出来るので、飲食店の方や高齢のお客さんも買ってくれます。
そしてズッキーニは、島の中で

ちょっとしたブームが訪れました。


パプリカは島の唯一のホテルで

大量に使用するので、

そこ向けに作っていました。

しかし、ホテルが休みに入ったりして

パプリカを使わない時期に突入すると、

急に売れ残りが発生します。

そこら辺の調整は中々難しいですが、

モノがよければお店として売り込んで

くれたりもする時もあります。

ポイントは定期的に買ってもらえる

お客さんがいるかどうかという

ところですね。

島の環境だとそれを直接聞けるので、

「これ食べたい!」と言われたものを

試したり増産しました。

この頃から段々とホントの

農家っぽくなってきた感じがします。


〜続く〜


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