3月18日(水)
この出国直前でビザ申請にケチがつき、
出国日に再申請→受領→出国という、
なんともギリギリな旅路となりそうです。
マジでこれアフリカあるある!!
まったく。。
という訳で急に忙しくなって、
昨日は崎の話が書けなかったので、
書き溜めてたナイジェリア情報を
今日はお伝えします。
ナイジェリアと聞いてピンと来る方は
そんなにいないと思いますので、
まずはどんな国かネットの情報で
ご紹介したいと思います。
1.場所
グーグルマップで調べると一発ですが、
ここにあります↓いわゆる西アフリカ。
日本から行くと、直行便がないので、
飛行機で25〜35時間ぐらいかかります。
ガーナの隣の隣の隣の国なので、ガーナへは
数時間のフライトで行き来できます。
国土面積は日本の約2.5倍
人口約2億人(住んでる日本人は100人程度)
気候は南部は熱帯雨林、北部はサバンナ
石油の原産国でGDPがアフリカ1位
貧富の差が激しい
2.安全面
気になる危険度ですが、国として見ると
中々の危険地域があります。
下の地図は外務省が出している
海外危険情報のページです。
危険度レベル2の地域ですが、
ちょっと出るとレベル3、
地図右上には「ボコ・ハラム」と呼ばれる、
イスラム過激派組織の拠点があると
言われているレベル4の地域があります。
「ボコ・ハラム」についての詳しい情報はコチラ
「ISIL(イスラム国)の西アフリカ」を自称する
ボコ・ハラムはナイジェリアを中心に隣国のチャドやカメルーン北部でも自爆テロをはじめとしたテロ活動を続けているようで、その4割ぐらいが女性・子供が利用されているようです。
我々には想像し難いような世界があるのだと思います。
ちなみに以前私が住んでいた、
学校建設したカンジャガ村のあるガーナは
こんな感じです。
全国的にレベル1。
最高はレベル0(白)なので、
1でも決して安全という訳ではないのですが、
これを見るとナイジェリアが
より危険な国だという事が分かります。
ちなみに、ガーナにいた2年間で3回
道で絡まれました。いずれも
お金は取られませんでしたが。
ガーナ、トーゴ、ベナンといった地図の左側
(西側)は比較的安全ですが、
上部(サハラ砂漠のあたり)にイスラム過激派が
多く存在して、テロや紛争が起きている
状況という感じですね。
砂漠は危険という事ですね。相棒ダニエルの話によると、
都市部は警察や軍隊が整備されているので、警戒態勢の比較的薄い砂漠に近い地域に
拠点をつくっているとの事です。
色々と危険情報を書きましたが、
実際2億人も住んでいる国なので、
危険な人達もいれば、
優しい人達もいるような
そんな状況だと思います。
安全だと言われる日本だって、
過去に地下鉄サリン事件があったり、
ナイフを振り回す通り魔が現れたり
してますよね。
もちろん頻度や程度は違うと思いますが。
危険な匂いを嗅ぎ分けていきたいと思います。
最大の敵は「おのれの油断」です。
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