こんばんは、音じいやです。
気がついたらもう秋か〜ってくらい涼しくなりましたね( ̄▽ ̄;)
時間が経つのが早すぎる。。
ここ半年ほどは仕事が忙しすぎてトレーニングもあまり出来てなかったので、冬に向けて?走り込みでも頑張りたいと思う3連休です。
そういえばついこの前にドリームシアターの新曲がiTuneにアップされててテンション上がったのですよ!
(アルバム即予約です)
ですから、このテンションのままで記事上げてみた次第です笑。
今回は、前回に続いて名盤の採点付レビューをやってこうかと思います。
90年代以前のスラッシュメタル、ヘヴィメタルで5作品選びました。
一言でヘヴィメタルといっても結構音楽性が違う幅広いジャンルなんですね〜。
ですから、今回選ぶ作品は出来るだけ幅広い感じで選んでみましたので、是非聴き比べて欲しいです。
それにしても、このジャンルはなかなかカテゴリー分けが難しいですね(;▽;)。
前回も書きましたがあくまで個人的な意見でジャンル分けしてますのでご容赦を。
過去にご紹介済みの作品も有りますが、初めての物もありますね。
採点と、それぞれ簡単なコメントのみ書いていきます。
メタリカ(AND JUSTICE FOR ALL)
採点:94/100
1988年リリースの大傑作で、邦題ではメタルジャスティスです。Dr.のラーズ・ウルリッヒ、Vo.Gt.のジェイムズ・ヘッドフィールド、B.ジェイソン、Gt.カーク・ハメットと言ったメンバーで制作されてます。
今作と、ライド・ザ・ライトニング、メタルマスターの3作品は初期メタリカの代表作といって過言でなく、それぞれが同じくらいの名盤ですね。
(本作に限ってはベースの録音が小さ過ぎると賛否はありましたが、個人的にはそれ程気になりません)
80年代の初期まではヘヴィメタルというジャンルはアンダーグラウンドな音楽だったのですが、メタリカがヘヴィメタルをワールドワイドなジャンルに押し上げたんですよね。
今ではそこら中で聴ける、早く激しいバッキング、リフの反復や、手数が多くスリリングなビートを叩くドラム、スピーディなギターソロ、ドラマティックな展開などの要素がアルバム全編に散りばめられてます。
スラッシーな曲、ヘヴィな曲、プログレッシブな曲やバラードまで入っている全曲名曲の作品かなと思います。
そして、意外に聴きやすい!これが1番の特徴だと思います。
80年代から90年代辺りの作品については2000年以降でリマスター盤が出ていれば、音圧等も上がっていますのでそちらをお勧めします。
ジューダス・プリースト(PAINKILLER)
採点:98/100
当時のPV見ると、現在の神と比べてすっげえ痩せとるねー笑。
純粋なヘヴィメタルな作品として選ぶなら、今でも個人的にトップ10に入る作品でして、安心して他人に勧めれるレベルと思ってます。
アークエネミー(Burning Bridges)
採点:90/100
一言でヘヴィメタルと言っても色々なタイプがあるのですが、80年代当時はアングラ中のアングラ音楽のひとつであったのがデス・メタルです。
別にアングラ(アンダーグラウンドの略です)だからと言って変に蔑視してる訳では無くてですね、当時は世に流れる音楽と比べて余りにもブルータル過ぎてファン人口比率が極端に少ないジャンルかなと思ってました。
90年代最後の年、1999年にGt.のマイケル・アモットを中心に制作・リリースされたBurning Bridgesは、そんなデスメタルの中でも成功した数少ない作品の一つだと思います。
本作は3rdアルバムで、次作からは女性Vo.を配して更なる成功を得て現在に至るのですが、アークエネミーの作品の中では今だに大人気のアルバムですね。
いつかアークエネミーのご紹介記事も上げたいとは思っているのですが、、、時間、、
90年代からのデスメタル/エクストリームメタルとしては、他にinflames、Children Of Bodomの2バンドは全作聴いてますし、90年代に縛ればinflamesのcolonyを紹介するのも良かったかなと思ってます。
PANTERA(Vulgar Display Of Power)
採点:92/100
メッチャ痛そうなアルバムジャケットですね。
1992年にリリースされたPANTERA(パンテラ)の1番売れたアルバムです。
本作はDr.ヴィニーとGt.ダイムバックのダレル兄弟を中心とし、Vo.フィル・アンセルモを加えたメンバー等で制作された作品です。
主にGt. ダイムバック・ダレルのギターサウンドがパンテラの個性的な楽曲を形作ってる要因と感じるのですが、インダストリアルに近いくらいの硬質でメタリックなリフや、グルーヴとアメリカンマッチョなボーカルが相まったパワフルなメタルスタイル、そのバンド最高傑作が本作ですね!
残念ながら2004年にバンドのメインコンポーザーでギターヒーローでもあったダイムバック・ダレルが亡くなった事で、伝説のバンド状態になってしまいました。
本作の前後に発表された、Cowboys from Hell(1990)、Far Beyond Driven(1994)の2作品も本作同様クオリティの高いアルバムですね。
HELLOWEEN(Better than Low)
採点:90/100
最後にご紹介するのは、所謂ジャーマンメタル、パワーメタルと呼ばれる代表的なバンド、ハロウィンから1998年にリリースされた作品Better Than Lowです。
個人的にハロウィンは大好きなバンドの一つで、もちろん80年代の守護神伝辺りの作品も聴き込んでます、、ですが選んでいるのはこの作品!
(異論あるのは承知デス笑)
初期ハロウィンのメンバーは、Vo.マイケル・キスクとGt.カイ・ハンセンを中心としたものでしたが、90年代に入って両名ともにバンドを脱退した経緯もあり、本作の中心はVo.アンディ・デリスとGt.マイケル・ヴァイカートとなってますね。
初期ハロウィンの特徴はスピード感のあるメタルを基調としたキャッチャーな楽曲と言えますが、上記のメンバー脱退後の復活時1994年にリリースされたMaster Of The Rings以降、特徴は残しつつ、より気合いの籠ったメタルへ進化した感じがします。
現在に至っても結構定期的にアルバムリリースをしてくれて、更に作品のクオリティも安定してますので安心してお勧め出来る作品は多いのですが、個人的にはモダンメタルを取り入れた意欲作であり良曲盛りだくさんの本作を代表してご紹介したいと思います。
実は1曲目のPUSHはハロウィンのカタログの中でもかなり異質な曲で、かなりヘヴィです。凄くカッコ良いですけど。
なので定番ぽい曲ももう一つどうぞ。
本アルバムのなかでは数少ない「らしい曲」ですね。
個人的には最初の曲、締めの曲がバチっと決まった名盤と思いますので、是非アルバム通して聴いてみてください。
という事で、今回は以上になります。








