こんばんは、音じいやです。



前回インフレイムスの新作紹介した勢いで、アークエネミーの昨年リリースされていた現在迄の最新作を続けてご紹介したいと思います。




そう言えばアークエネミーは一度も記事に書いたこと無かったですね。。


個人的にデスボイス一辺倒のエクストリーム系はあまり聴かないのですが、インフレイムスとチルドレンオブボトムと、今回紹介するアークエネミーだけは今でも聴いています。



アークエネミーはメインコンポーザーのマイケル・アモット(gt)を中心としたエクストリームメタルバンドです。


デビューは1996年のアルバムBlack Earthです。

現在迄に11枚のアルバムをリリースしており、かなりベテランバンドと言えます。


2001年に女性ボーカルにチェンジしてから現在に至っていますが、毎度高品質なメタルアルバムを制作している、界隈を代表するバンドですね〜。


2代目となるボーカルにアンジェラ(女性)さんが参加

して初めての作品となった、4thアルバムWages Of Sinが強烈な作品でしたので今でも聴きます。


4作目以降もクオリティ高い作品を安定的にリリースしているバンドですが、8作目からボーカルが女性のアリッサ・ホワイトグラズにチェンジしまして、ゴリゴリのメタルからは少し離れて、聴きやすさが感じられます。


個人的には8作目のWar Eternalが好きなのですが、2022年にリリースされた現在最新作のDeceiversも甲乙付け難い完成度です。


ということで、今更ですが笑、アルバムのご紹介をしていきたいと思います。



収録曲は11曲45分で、ほんとちょうど良い長さです。


1.HandShake With Hell

2.Deceivers

3.In The Eye Of The Storm

4.The Watcher

5.Poisoned Arrow

6.Sunset Over The Empire

7.House Of Mirrors

8.Spreading Black Wings

9.Mourning Star

10.One Last Time

11.Exiled From Earth


アルバムリリース前に先行で数曲シングルカットされてましたが、2. Deceiversのカッコ良さに痺れてアルバム購入しました笑。

また、クリーンボーカルパートも導入された1.HandShake With Hellもかなり良くて今後の期待感が高まる感じですね。


何曲かピックアップしてご紹介していこうと思います。




1.HandShake With Hell


ドラマティックでスリリングな展開のスピードナンバーで、テクニカルなツインギター、ヘヴィなリズム隊は相変わらずなアークエネミーですが、クリーンボーカルの比率高めで新鮮な感じがします。


現在では女性ボーカル在籍するエクストリームメタルバンドは数多ありますが、さすが元祖と言いますか、クリーンボーカルを使っても他とは一線を画するオリジナル感が感じられます。



2. Deceivers


このアルバムのリードソングにして過去最高では無いかと思うほどのカッコ良い曲です。


パンキッシュなリフと強力なボーカルで、とにかくパワフルなんです。

中間部のヘッドバンキングして下さい的なパートやヘヴィなリフも織り交ぜて、昇天のギターソロ。最初から最後まで完璧な曲で、PVもカッコ良すぎますね〜。



4. The Watcher


スピードメタル的なリフとキャッチなコーラスを織り交ぜた展開で、早い曲の割に聴きやすい感じデス。

音楽だけ聴くのと、PV見ながら聴くのとで結構印象変わりましたが、ギターソロパートが特に素晴らしいナンバーです。



6. Sunset Over The Empire


マイケルアモット節のドラマティックなフレーズや展開、ブルータルなボーカルがカッコ良いミッドテンポのメタルナンバーです。

存在感を出すジェフルーミーズのギターソロもナイスですね。



7. House Of Mirrors


リフが印象的で、ヘヴィなリズムとパワフルなコーラスがカッコ良いミッドテンポの曲です。

この曲もPV見ながら聴くとより良く感じますね〜。



エクストリームミュージックのパイオニア的なバンドの一つがこのアークエネミーだと思っています。


初期の頃は、とにかくエクストリーム的でしたが、メンバーチェンジを含めて波瀾万丈な中、良い曲を作り、PVもこんなに作り込んで、幅広い支持を得られてきた、高みを求め続ける姿勢が個人的に好きなバンドです。


知ってる方はこのアルバム買って損はありません。そんで、初めてアークエネミー聴く方はこのアルバムから聴いてもらっても良いかなと思う作品です。



ということで今回は以上です。