こんばんは、音じいやです。

今日は生憎の雨で、仕事終わった後は家でゴロゴロでしたが、この時間になってようやく記事書く気になりました笑。

投稿したいアーティストやアルバムは結構あるのですが、何処かでまとめて書く時間…作らないと笑。

今日は、結構昔から聴いている大好きなバンド、ゴットハードをご紹介したいと思います。

ゴットハードはスイスのハードロックバンドで、デビューは1992年です。

現在も活動していますが、デビュー当初からのボーカリスト、スティーブ・リーが2010年に事故で亡くなってからは、ニック・メーダーがボーカルとして加入して現在に至ってますね。


個人的にはスティーブ・リーとギターのレオ・レオーニが中心のバンドという事もあって、スティーブ・リー存命の間のアルバムを好んで聴いてます。

とはいえ、交代したニック・メーダーも良いボーカリストですので、バンドの音源は現在のもの追いかけてはいますよ。

このバンドは、ほんとオーソドックスなハードロックバンドです。70'sから80'sをルーツにした、ブリティッシュロックからアメリカンハードロックを基に、スティーブ・リーの激ウマな歌を乗せたクオリティの高い作品を長年リリース続けてくれてます。

今回は、今でもよく聴いているアルバムや曲をご紹介したいと思います。



因みにこれは2020年にスティーブ・リー追悼アルバムに収録されている、survivorのロッキー3のテーマでお馴染みの曲The eyes of a tigerのカバーです。

原曲に忠実なカバーですが、まるでゴットハードのオリジナルと感じるくらいしっくりきた曲に仕上がっていますので、この曲聴いてみて好まれるならば、以降に紹介する作品も好きになると思います。




先に記述した通り、ゴットハードのデビューアルバムは1992年にリリースされたGOTTHARDという作品です。




このアルバム、デビュー作にして貫禄のある完成度でして、80年台にデビューしていたら間違いなくブレイクしてそうな出来です。


残念ながら90年台前半はハードロックやメタルなどのバンドには不遇の時代でしたので、このバンドも日本では知る人ぞ知るバンドの一つではなかったかなーと思います。


この作品に収録されている曲はいずれもブリティッシュハードロックの雰囲気が強いですね。ホワイトスネイクやディープパープル辺りに影響受けたのかなあと感じます。


収録曲は12曲です。

  1. Standing In the Light" – 3:54
  2. "Downtown" – 3:06
  3. "Firedance" – 6:12 
  4. "Hush" – 4:04
  5. "Mean Street Rocket" – 3:53 
  6. "Get Down" – 3:22
  7. "Take Me" – 3:43
  8. "Angel" – 5:31
  9. "Lonely Heartache" – 3:45
  10. "Hunter" – 4:15
  11. "All I Care For" – 3:10
  12. ""That's It"" (Instrumental) – 1:16


自分は1曲目のStanding In the Lightでやられました。シンプルですがパワフルなリフとソウルフルで力強いボーカルがグイグイ引っ張る、強力なハードロック曲です。




2曲目のDowntownも同様ハードでノリの良いカッコ良い曲ですが、3曲目のFiredanceはドラマティックでソウルフルな、WSを彷彿させる曲も良いです。




また、このバンドは結構カバー曲も収録されていまして、このアルバムではディープパープルのHush入ってます。この曲のアレンジがモダンでカッコ良くて、実はアルバム1.2を争う出来です笑。




上記以外の曲も総じてクオリティの高いハードロックですので、1曲目が気に入ったのならばアルバム通して聴いて頂きたいです。



続いて、1994年リリースの2ndアルバムDIAL HARDです。



このアルバムは1stアルバムの正当な進化版と言った感じで、1stが気に入ってファンになった人を100%裏切らない作品です笑。


前作がブリティッシュハードロック風味とすれば、このアルバムはアメリカンハードロック風味も追加された感じですね。


収録曲は11曲です。


  1. "Higher" – 4:33
  2. "Mountain Mama" – 3:52
  3. "Here Comes the Heat" – 3:01
  4. "She Goes Down" – 4:54
  5. "I'm Your Travelin' Man" – 5:25
  6. "Love for Money" – 3:40
  7. "Get It While You Can" – 5:43
  8. "Come Together" – 4:47
  9. "Dirty Devil Rock" – 4:15
  10. "Open Fire" – 4:56
  11. "I'm On My Way" – 6:00


レコーディングに予算着いたのが丸わかりなくらい音質良くなってます笑。

基本路線は変わってませんが、曲のクオリティ、アレンジ等は2段階くらい進化してますので聴きごたえあります。

1曲目のHigherはアメリカンハードロックぽさもあるイケイケな曲で、伸びやかなシャウトと開放的なリフが気持ち良いいです。



このアルバムのリード曲ぽい2曲目のMountain Mamaはちょっとグラムロックぽさもあるミドルテンポの曲で、ちょっと脱ヨーロッパと言った雰囲気の曲ですね笑。




個人的にこのアルバムで一番好きな曲は4曲目のShe Goes Downです。ソリッドでヘヴィなリフとワイルドなボーカルがめちゃカッコ良い曲です。




因みに、最後の曲I'm On My Wayはアコースティック調のカントリー風の曲ですが、ボーカルの良さが際立ってかなり良いです。…まるでボンジョビの様だ笑。





好きなアルバムは沢山有りますが、長なるので最後に1枚。




2007年リリースのdomino effectです。


この頃では母国スイスでは国民的バンドの地位を確立していて、出すアルバム毎に安定安心の作品をリリースしてましたが、個人的には刺激が薄れて余り聴かなくなってました。


が、domino effectでは初期の頃のハリが戻った様なスリリングでカッコ良い曲が目白押しです。


収録曲は14曲と多めですが、1曲目のMaster of Illusionがスリリングなハードロックでカッコ良いです。やっぱりロックアルバムは1曲目が大事です。





2曲目のGone Too Farもヘヴィなリフのパワフルなロック曲で伸びやかで力強いボーカルもかなり良いです。


パワーバラードのFallingやThe Callも完成度高く、硬軟織り交ぜてバラエティ豊かなアルバムでは有りますが、一本真の通った名盤です。


一番好きな曲は6曲目のThe Oscar Gose To You

で、スマートなハードロック曲で、シンセのアレンジや暑苦しくないメロディが逆に良い、大好きな曲です。




現在もボーカルチェンジしながら活動しているGOTTHARDですが、個人的にはこのアルバムが今のところベストと思ってます。

興味がある方は、このアルバムからか、1stアルバムのGOTTHARDを聴いて頂きたいですね。

それでは、以上おやすみなさい💤。