こんばんわ、音じいやです。



前回DREAM THEATERをご紹介した時に、あの時代って何を良く聴いていたかな〜と( ̄ー ̄)遠い目…


そうしたら、いろいろ思い出して来まして、、


確かあの頃(どの頃や!笑)は、特に良く聴いていたのがDCのIMAGE&WORDS、ハーレムスキャーレムのMoods Swing、GunsN'RosesのAppetite For Destruction、それと今回ご紹介するExtremeのPornographytti Ⅱです。


1990年代って所謂HR/HM不毛の時代のように言われてまして、ニルバーナやパールジャムに代表されるグランジがシーンを席巻していましたね。


そんな中でも結構良質のバンドがしぶとく頑張っていて、HR/HMファンの自分としては余計に貪るように聴いていたような気がします(・ω・)


Extremeというバンドはボーカルのゲイリー・シャローンとギターのヌーノ・ベッテンコートの2枚看板で成り立っていると言って過言ではありません。


特に端正なルックスと超絶ギターテクで、ヌーノの存在感が半端ないです。


ジャンルはファンク的なノリでメタルをやっているのです。

あー何となくわかるや( ̄ー ̄)…と、侮るなかれなんですこれが!


Extremeは現在までに5枚のアルバムを出していますが、聴くべきは1枚のみで結構です!笑


それは2ndアルバムのPornographytti Ⅱです。

何とも味のあるアートワークですが、これに騙されてはいけません( ̄ー ̄)b内容はメタル史上に残るであろう名盤なのです。

実は収録されているMore Than Wordsというバラードが全米1位になっていまして、そう言うバンドかとういイメージを持つ人もいるんですが、さもあらん。


More Than Wordsはおつまみです。はい。


基本的にはファンクなリズムと超絶テクニックなギターを使ってメタルの名曲に仕上げた楽曲群を堪能するアルバムです。


ギタリストのヌーノさんは天才なんですが、このアルバム以降、天才が故かこのアルバムのようなメタルアルバムは現在まで作ってくれていません。(T ^ T)

ですので、超貴重なアルバムでもありますね〜( ̄▽ ̄;)


収録曲は以下の通り

1.Decadence Dance
雨降り頻る中で不穏な感じのイントロからレッツゴーの掛け声と共に始まります。ゲイリーのソウルフルなボーカルとヌーノのファンキーかつテクニカルなギターリフがぶつかり合う名曲です。

ハードなサウンドではありますが、サビやコーラスがシンガロング必須のアリーナロックぽくて、アルバムの中ではリードトラック的な位置づけでしょうかね。ギター…凄え…。




2.Li'l Jack Horny
ギターのハーモニクスが美しいイントロからヘヴィでリズミカルなギターリフに痺れます。演奏の凄さはライブアルバムで良くわかりますが、ギター、ベース、ドラムのアンサンブルも素晴らしいです。この曲もですが、ギターソロが半端ないんです。速いだけでない個性的なソロを聴くだけでも損は有りません!

3.When I'm President
この曲と次の曲は特にファンク色が強い曲ですが、ヌーノのギターでメタリックな曲に仕上がってます。こういうタイプの曲は日本人には作れないんだろうなーと思ってしまいます。

4.Get the Funk Out
この曲もファンキーな感じですが、サビにフックがあって前の曲よりカッコよく聴こえます。
アルバム中でのファンク面でのリードトラックですね。ギターソロも素晴らしいデス。




5.More Than Words
全米1位に輝いたアコギの弾き語りバラードです。ギターのヌーノに注目が行きがちなバンドですが、ボーカルのゲイリーの巧さが分かる曲でもあります。名曲です。が、アルバムではおつまみです笑




6.Money (In God We Trust)
この曲から数曲はメタル魂燃えます笑。ギターのヌーノが弾きまくるギターリフ、ソロに心奪われてしまうくらい、耳に残るフレーズ、リズム、メロディです。ファンキーさとポップさとロックの力強さも感じるボーカルもカッコ良い名曲ですね。


7.It ('s a Monster)
リフがまた素晴らしい曲なんです。リズミカルに疾走するリフに細々とテクニカルなフレーズをまぶして、かつリズム感が破綻しません。ギターソロも曲を追うごとにファスト&テクニカルになってます。


8.Pornograffitti
1曲目のDecadence Danceをヘヴィにしたような曲ですが、タイトルソングの通りファンクメタルを体現しているカッコ良い曲です。意外と他の曲ではあんまり使わないワウがこの曲では所々聴けます。ギターソロの部分は圧巻です。


9.When I First Kissed You
キーボードとボーカルのみの少しアダルトでレトロな感じの曲です。少し耳休めをして下さい( ̄ー ̄)笑

10.Suzi (Wants Her All Day What?)
この曲、かなり好きです。他のアッパーな曲は大作なんですが、この曲はコンパクトでアッパーでキャッチャーなハードロックファンクです。




11.He-Man Woman Hater
高速メトロノームに合わせたような超速ギターフレーズが延々1分30秒続いて、それだけで圧倒されますが、その後に超テクリフで畳み掛ける圧巻の曲です。ファンクの要素は少なくて、ハードロックっぽい感じがします。ギターはもう…凄くて何も言えません笑。大好きな曲です。




12.Song For Love
意外と普通の感じなロックバラードですが、コーラスやサビが雰囲気を盛り上げていて、More Than Wordsよりこちらの方が個人的には好きですね。

13.Hole Hearted
エレアコのストロークが気持ちいい、爽やかな感じの曲です。少し重めの内容のアルバムですので締めは軽めの爽やかな曲がちょうど良いですね。しかし、曲は結構良くてシングルカット出来そうな曲です。




この記事書くために久しぶりに聴いたのですが、今聴いても良いアルバムです。
ちなみに、この次に出したアルバムも曲は悪くはないのですが、メタルではなくてファンクロックになってます。興味ある方は聴いてみても損はしないと思います。


以上デス。