こんばんは。
横浜・保土ヶ谷在住のクリパルヨガ教師、堀桃代です。
クリパルヨガとの出会いを紹介するシリーズ
の続きです。
前回の記事では、2013年2月にトラウマ治療をスタートして、自分の本当の問題が浮き彫りになって直面したところで終わりました。
執筆モードを楽しんでしまい、どんどん長くなっております 笑
よかったらご笑覧ください
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一番はじめの記事で、学生時代から社会人になって発病するまで「夢に向けて一直線(割と順風満帆)」って書いた
けど、トラウマ治療を初めて心理教育も受ける中で、全然違って見えてきました。
「夢に向かって頑張る」ことに依存していた自分に気づきます。
↑「目から鱗」の家族システム論をベースにした心理教育講座。自分の問題が何か自分で気づき、自分で認めることができました。セラピストには一切指摘されたことはないです。このプロセスにも本当にエンパワーしてもらいました。
もちろん、気持ちはとても純粋なものでしたが、対象との関わり方(=スキル)がとても未熟でバランスを崩していたのです。
振り返ると、はちゃめちゃな生活をしていました;
再生可能エネルギーを普及させて、社会をより平和にしていきたい!と心から願って、担当しているプロジェクトの成功に向けてできるかぎり頑張りました。
その結果:
・平日は終電、徹夜、仮眠とか当たり前の毎日。定時で帰る人を宇宙人のように見ていた。「一体全体どうして今帰れるんだろう?これからでしょ?」
・休日も休まない。家でできる限り仕事。「だって、やることがあるから。」「仕事いつやるの?そりゃ~今でしょ!」
・つまり、生活には仕事しかない。「これは私の使命だから、これをやることが幸せ!」
・仕事中、コーヒーを水代りに飲む。(←そりゃそうだよ・・そのくらいの刺激がないと疲れた頭は働いてくれない)
・たまに飲み会があると、飲み過ぎる。(←そりゃそうだよ・・四六時中緊張しっぱなしの身体は癒しを必要としているから)
・始終甘い物・刺激のある物を欲する。(←そりゃそうだよ・・・以下略・・)
その結果、
生理不順、便秘、冷え、慢性的な肩こり など身体は悲鳴を上げていました。
過労で起き上がれなかったり、風邪を引いて寝込んだりもしょっちゅうだった。
でも、そういった身体から来る悲鳴に全く注意を払っていなかった。
身体の声を「面倒な物」って扱って、湿布貼ったり、下剤飲んだりして、なんとか日々をやり過ごしていました。
↑地上70mの風車のナセルの上で記念写真(後ろの方を消そうとしたら心霊写真みたいに・・^^;)。とても"ハッピー"な瞬間!でも、身体のことを本当にないがしろにしていた。自分の心と身体が本当にバラバラだったんだなあ。
そうなんです、私、世界平和のために、社会を良くしようとしていたつもりだったんですが、ものすごい自分に暴力をふるっていたんです。
結局、世の中の問題(暴力)を自分で再生産していた。
世界平和のために、戦争をやる・・みたいな。。
ガンジーの「あなたの願う世界の変化に、あなた自身がなりなさい」の真逆。。
人のため社会のために頑張ろうっていう気持はいいんだけれど、私の場合は、バランスが崩れすぎていたんです。自分を犠牲にしすぎていた。
自分を大事にする・守ろうとする意識が希薄だった。
これは、自尊心や自己肯定感の低さから来ているのだとわかりました。
自分でありのままの自分にOKが出せないから、自分が"やっていること"依存して、自分にOKを出していた。人・社会から評価される自分でいたかったんです。自分に自信がないから。そうでないと、安心していられなかった。
だから、疲れていても、休むという選択ができなかった。
自分の健康よりも、仕事の成果の方が大事だったんです。
こういう自己破壊的な行動パターンを、「共依存」(=依存されることに依存する)と呼んだりすることも知りました。
私の場合は、この「共依存」が、「仕事依存」という形で顕著に出ていました。
依存・共依存というパラダイムで、今までの自分の人生を振り返ってみると、本当にいろんな自分の側面に気づきました。
私のためにあえて繰り返して言うと、
社会のために・・という私の気持ちはとても純粋なものでした。
でも、そこには、「自分」を大事にするという視点が全く欠如していたんです。
自分に欠けているものを、社会に投影していたのかもしれないです。
社会・人と自分との境界線がとても曖昧でした。
発病の引き金になった対人関係上の挫折経験(トラウマ)も、まさに自分で自分を大事にできなかったところに自分側の原因があるのだと分かりました。
まさに、「生きづらさ」だったんだなあ。。。
つづく
(・・・・クリパルヨガまでもう少し?! 笑)
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最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
あなたが、まずは自分を大事できますように
堀 桃代
【追伸】
夫があるとき言ってくれました。
トラウマ経験について、自分側の問題を自覚して、まだ自分で自分を受け入れられずに苦しんで泣いていたときです。
「火事の家の中に人がいるとわかって、無謀にも助けようと飛び込んでいった結果、人も救えなかったし、自分は重い障害を負ってしまった人がいたとする。
俺は、その助けようとして、障害を負った人のこと、全然非難する気持にならないよ。
純粋な気持ちからだったのはすごい尊敬するし、不幸な結果になってしまったことは、かわいそうだったな~て思うよ。
桃ちゃんのケースも同じことだと感じているよ。」
ぱっと新しい世界が見えて、救われた一言でした。
彼は、私の「振る舞い」ではなく、私自身の「本質」を見て、信じていてくれたんです。
問題は、「振る舞い」(=行動パターン、習慣、スキル)にあって、「存在価値・本質」ではなかった。
これが腑に落ちるようになるまで、時間がかかりました。
ここに、クリパルヨガやマインドフルネスの実践が貢献してくれたのです~♪♪
(←やっと関係が・・・笑)
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