長かった鉄旅のまとめを書きあげて、ようやく読書モードに入りました。
マガジンと攻略本まとめて読んでアップアップですわ。
まず本屋に行く。
フィギュアスケートマガジンの東京での発売日は7月3日。ならば北海道は2日遅れと読んで、7月5日の午前に出かける。
本はあった。入荷してた。
9時開店の店の10時、たぶん一番のりかな。3冊か。田舎だもんな。(札幌駅前の紀伊國屋書店に20冊くらい押し込められたAERAはすごかったな。そのくらい違うんだな)
真っ先に、確実にゲットする。ああこれで安心だ。
山口さんへの信頼は揺るぎないものである。お元気になられて本当によかった。
でも今回、たぶん仙台の現地に赴いて奮闘していたであろう毛受さんがよかった。写真はもちろんだけど、一枚一枚に添えられる言葉があったかくて。毛受さんのお人柄や羽生さんへの深い愛を感じてしまった。
ああ、いいなあ。
そしてたっぷり語ってくれた羽生さん。
たぶんマガジンでは初めての単独ロングインタビューだろうな。
よかったですね。マガジンへの信頼は、きっと羽生さん自身も同様なのだと思いますよ。
そのインタビューで特に心に響いたのが、応援の意味について。
エンタメであるショーにおける応援というものを、私はあまり深く考えてこなかったのだ。
自分がショーに行けるときは「応援に行く」と言う。自分が行けない場所は行ける人に「応援よろしくね」と頼む。あたりまえだと思っていた。
そういうもんじゃなかったのか。
でもさ、特に1部の最後の「破滅への使者」のときは、もう、こっちも必死だよ?
6練のときから息を詰めて、心臓ドキドキで、指組んで、祈ってるもん。
横浜で初めてノーミスした直後の休憩時間の通路で、みんなぷふぁ~~と息を吐くみたいにヘロヘロになりつつも大興奮してたの、見せてやりたかったわ。
こういう観客の緊張と祈りもひっくるめて、あのプログラムは成立してると思うし。
それに限らず、羽生さんのアイスストーリーは、演者が羽生さんひとりで全部の演目を演じ切るっていうところから、もう、こっちは最後まで無事に演じ切れるようにと祈らずには見られないのよ。
応援することは、アイスストーリーを見ることなのよ。
あってるよね?
そうなんだよ、羽生さん!
だから、羽生さんがショーの見方について思うことや迷うことがあっても、観客はそういうふうに見ることで楽しんでいるから。
きっとそれでいいんだよ。
それが羽生さんにも届いてくれて理解してもらえたんじゃないのかな。それが「応援よろしくお願いします」と言ってくれたことなんだなと思ってる。
がんばる羽生さんと、それを必死で応援するファン。
そういう構図が普通のエンタメとしてのショーのあり方と違うというのなら、そもそも羽生さんのショー自体が今までのショーとは全然違うんだから、そういうものなのよ。
山口さんが表紙でつけてくれたキャッチコピーね。
世界一のファンーーーってのはおこがましいよね。
世界一のひとのファンやってます!もうそれだけで喜んでます。幸せです。
羽生さんとファンの間を、幸せをつなげてくれて、マガジンには感謝しかありません!本当にありがとうございます。
これからも”応援”させてね、羽生さん!