昨日だったかな、Xの流れの中で、音楽家の久石譲氏本人からの楽曲の無断使用についての注意喚起があったのを見た。
私は音楽の方はよくわからなくて、著作権云々は詳しくはないんだけど、スケートの試合でも楽曲の使用許可についての話はよく聞いたものだ。
羽生さんが試合ではなく、自分のユーチューブの中で使うようになって、許可申請もするようになったって。それが済んでないことがわかって動画のアップが遅れて謝ってたこともあったね。(謝り方がかわいくて萌えるんだけどさ)お金もかかるし大変なんだなあと思って見ていた。
それで羽生さんが「ホープ&レガシー」のときに、久石氏から曲の使用許可をもらうときに苦労した話は聞いている。
音響の矢野さんからのエピソードも読んでいた。ホープ&レガシーは特別なはからいであったと。矢野さんたちも羽生さんも、誠意を持って粘り強くお願いして、あの奇跡のようなプログラムが生まれたのだと。
そのくだりが、久石氏のファンサイトから紹介されていた。羽生さんはちゃんと許可取っているんだよ、と久石氏のファンの方から発信してくれていたのがとてもうれしかった。
GIFTの中には、久石音楽が二つもはいっている。「ホープ&レガシー」と「あの夏へ」
それがこのたびディスク化して販売されることは、それがすべてクリアされたということだろう。
久石氏のはからいにとても感謝している。
でも羽生さんが厳格に守っていることが、守られていない界隈があるってことなんだろうな。
公式な場で使うとかじゃなくて、ネットに流すことも著作権に引っかかることなんだよね。それを認識できていない人が多いんだろうな。
みんなで気をつけないといけないな。
久石氏ファンの方の、今までのポストのまとめも読ませてもらった。
フィギュアスケートでありがちの、楽曲のきりはりと編集。曲を聞きなじんでいる人にはなんでそうなる、ってなるよな。それは十分にわかる。
それでもあのプログラムを世界で演じて広めたことによって、2曲に新しい光を当ててくれたとも評価してくれてる。なんてありがたいことだろう。
私は久石譲の音楽は映画音楽の、特にジブリ映画の中でしかほぼ知らなかった。長野パラもあまり注目していなかった。でも幼い羽生さんには届いていたんだね。合唱曲になっているというサビの部分だけは聞いたことあったかも。
さらにビューオブサイレンスの方はまったく初めてだったんだけど、この旋律を最初に聞いたときからビビビとなった。終盤のコレオにはいっていく部分、羽生さんが緑の風になって疾走する場面。聞くたびに震え上がる。この曲大好きだ。
ホプレガは史上最高点の伝説のプログラムであるけれど、私にはこの「ビューオブサイレンス」という美しい曲を耳にするきっかけにもなってくれた。
羽生さんに久石音楽を滑ってもらうなら、でもやっぱりジブリ…と思っていた。それがハクさまで叶う。
東京ドームで、千と千尋の神隠しのメロディーが流れたときは鳥肌がたった。最初の出だしでわかった。隣の娘とすぐに「千と千尋!」って顔見合わせたもん。泣きそうだった。
この私にとって宝物のようなふたつのプログラムが、無事ディスクに収まって世に出る。
これはたくさんの人の手配と、久石氏のご厚意の賜物だよね。
大切に大切に受け取らなければ。
羽生さんの音楽へのこだわりと思いの強さは、美しいプログラムとして昇華することで、作曲家の方にきちんと伝わっているのだと思う。
羽生さんの努力を無駄にして、ファンが足を引っ張ってはいけない。定められたルールはきちんと守ろう。
あの美しい音楽とその使用許可は久石氏から羽生さんへ、完成されたプログラムは羽生さんからファンへの、GIFTなのだもの。
これからもずっと、この美しいプログラムを見続けるために。
私はずっと、「大河ドラマのテーマで滑ってほしい」と「久石音楽で滑ってほしい」と望んできた。どうしよう、どっちもかなってしまった。
でもジブリの中でも「アシタカせっ記」で滑るのを見たいという野望はまだ捨ててないから。エミシの青年の放浪と戦いの物語は東北人の羽生さんにこそ演じてほしいんだもん。
だから、久石オンアイスを夢見ています。できたら生オケでご本人に指揮かピアノをお願いしたい~~ パリでやったコンサートみたいのをアイスリンクで。
うわ~~、妄想がとどまるところを知らない…
(自分で撮った地上波画面撮りの写真はいいよね)
こそっと。
GIFTの数量限定BOX、当選いたしました。動転しながらも即行支払いをすませました。
東京ドームの氷、お迎えできます。ありがたいことです。