RE_PRAY最終公演、ディレイビューイング行ってきました。
札幌シネマフロンティアは今回も1番スクリーンです。
グッズは潤沢に展開していたのに、なんとフラッグが完売売り切れだと~~?
余裕ぶっこいて12時半とかにやってきたのがいけないのか?用事済ませてくるその前に先に買い物だけくるべきだったのか?
いや、ここはライブビューイングもやっていた会場だから、そこでもうほとんど売れてしまったのかもしれん。
くー、こんなときまでオーサーの出番かよ。羽生ごとではいっさいの油断がならん…
ここに来るまでに、自分の目で見たショーの感想を必死こいて書いてきた。
やっと心置きなく、ショートからでも上からでもどこからでも、大画面で堪能できるぜ。
映画館で見ることのよいところは「音」だと思っている。こんな大音量で家庭で見るわけにはいかない。
その力を特に実感できるのが、演者である羽生さんのライブなパフォーマンスよりも、作り上げられて提供される映像作品ではないか。
すなわち、エンドロールと、フィナーレの舞台裏。
エンドロールは、初めて埼玉で見たときから好きで好きで、その好きの大元がたぶん音楽。
元のゲームのことは知らなかったんだけど。このあいだのお源さんのところでもまた話してたね、タイムリーな。北京のときの確か会見あとの局回りで生中継でも言ってたっけ。(あんなところでゲームの話を振ってなごませてくれる安住さんグッジョブ)本当に好きなゲームで、本当に好きなゲーム音楽なんだろうな。
だって本当にすばらしいんだもん。現地ではスクリーンは遠くなるけど、映画館だと映像が目の前にいっぱいに広がる。そこですばらしい音。最高だ。
曲もきれいにつないでるらしい。こういうのいつも天才的だよね。(たぶん奈々美先生から始まる)曲が変わると衣装が変わる。すごい合成。
最初のいつ夢さん、何か捧げ持ってるよね。剣だよね。きっとデュアルブレードってやつだね。コレオでやる技いっぱいやって、最後に(たぶん収録時は)28歳のビールマンスピン。ああ美しい。
鶏蛇さま、そんなヒラヒラをひるがえして、ジャンプ跳ぶんかい!クワド跳んでるよ。ダンスと悩殺特化型衣装じゃなかったよ。
メガロさま、私はこれ勇者さまともいうのだが。その周りに光の玉がいっしょに飛んでるの、ゲームですごく重要なアイテムなんだってね。
クジャさま、3A-3-3!ひええ~~~、さすがです。
白いいつ夢さんで、天にかえす。
これをいつものアイリンのリンクで滑って収録してるの。アイリンでもきれいに照明で演出したんじゃなくて(24時間テレビのときはすごくきれいだった)いつもの練習リンク。どんな場所でも、羽生結弦が滑るとそこは最高の舞台になる。
ゲームのことを何も知らない私に、こんなにもすばらしいゲーム音楽があるのだと気づかせてくれてとてもありがたい。
埼玉の初見で、ほぼ全部についてしまった鳥肌スイッチ。映画館の大音量ではとにかく鳥肌たちまくりだった。快感。
そして、老眼の目ではやっぱりあの膨大な名前は読めないわ。本当にものすごい数のスタッフに支えられてこのショーができているのだと、なんとありがたいことだろうと、頭が下がる思いです。(そして羽生さんにかかる重圧というのにはそら恐ろしくもなるのでした)
アンコールのSEIMEIさまがはけたあと、スクリーンにはロンカプの調べのともにモノクロの羽生さんがいっぱい。
序奏とロンドカプリチオーソ・ロングバージョンだ。
最初はびっくりしたよね。そして清塚さんがこのショーの音楽のいくつかの編曲と演奏に関わっていると知って、あああ、とまた頭が下がってのたうつ思いだった。
で、このロングバージョンがいいのよ。競技のショートプログラムのときは、わりときつい激しい曲想の部分が多い編曲だった。それが新たに足された部分てやわらかでやさしい部分が多くてね。なんか清塚さんが羽生さんを包み込んでいるように感じるよね。
私はピアノのこともクラシックのこともよくわからないけど、清塚さんの音って歌ってるみたいに聞こえて好きだわ。
映像ではいろんな場面のいろんな羽生さんがいっぱい。これの映像の編集したのどなた?かんっぺきな音ハメなんですけど。まるで羽生さんの演技と同じで、動きも切り替えもすべて音にあって曲にのってる。すごいわ、映像の中の羽生さんが曲にのせて演技している。さすが羽生さんのショーの映像作品だ。
そしてうれしいのが、この中のモノクロの羽生さん、笑顔がいっぱい。苦しいことがたくさんあっただろう練習と準備の中で、各方面のスタッフさんたちと作り上げる過程が楽しいことがいっぱいあったのだと思わせてくれてとてもうれしい。周りの人たちと話しながら作業しながら、あんなに笑ってる。もうその笑顔見てるだけでうれしい。(ブドウはただのおやつでもいいんだよ)
アンコールからフィナーレへつなぐための、ロンカプ衣装に着替える時間つなぎのためであったとしても、この映像とこの音楽があったことは本当によかった。すばらしい作品でした。
埼玉の初見からずっといろいろ思ってたふたつの映像作品について書けてよかったです。
今日も今日とてな、アンコールとフィナーレのMCについて。
最終公演ということもあって、本当にここまで振るかというくらいの全方面への感謝の言葉から始まります。
これは羽生さんの細やかな性格もあるでしょうが、なにより制作総指揮としてあらゆる場所を自分で見て自分で関わってきたからこその視点なんだと思う。ただの主役出演者では、ここまで見えないんじゃないかな。そういう全方面の人たちと、直接関わっていっしょに作り上げてきたという自覚も自負もあるのでしょう。
こうまで言ってくれると、スタッフさんたちも感無量だろうし、やりがいもあるってもんだよね。
すべての力を出した、魂置いてきた、もうこれで終わってもいい(それはゴンさん)
それにつながることとして、例の物騒な言葉が出てきてみんなをビビらせて心配させているのだけど。
実は今日、札幌のコンビニ(セイコーマートだ)でわけのわからん不審者に店員さんたちが刺されて、死亡者も負傷者も出るという大事件がありました。
本当に、いつどうなるかなんてわかったもんじゃなかった。
それでもやっぱり、刃物でどうこうというのはかなり特殊なケースの何があるかわからないだとは思うので。そういう特殊なのがするっと出るってことにみんな心配してるんだろう。
羽生さんはときと場所を考え抜いてものを言う。生放送してる、という確信を持っているときにけっこう深刻な本音を語る。(コンティニューのときとか、平昌の金メダルインタビューとか)今回も全国ライブビューイング、CS生放送という、切り取り編集が絶対できないところで言った。たとえその後の再放送でカットしたとしても、生で全員が聞いてしまっている。
リアルに身の危険を感じることがあるのかもしれない。それは許されない。たぶん警察案件なんだけどね。
刺されないようにする、ってことは対策はとっているというお知らせなのか?
とにかく、聞いちゃったから。周りのメディアがどう反応しようが、みんなは生で聞いたから。本人からのサイン(SOSなのかもしれない)はちゃんと受け止めるよ。
だからって我々に何ができるかっていうと。警察じゃないしね。
そしたらあとは応援するしかないよね。ネガティブなことはふっとばすくらいに応援するしかない。この膨大なファンを敵に回したら損になる手痛いことになると思わせるくらいに、応援することしかできないんだろうなあ。
でもどんな話をしていても、顔がつやっつやで、汗がきらっきらなんですわ。
歓声に満足し、一面のバナーを見ながらうれしそうに笑っている。
これ以上ないほどにがんばってきて(筋トレ6時間?大丈夫?現役、聞いてるか?)全部出し切れて、置いてこれた。達成感?満足感?
そんなうれしそうな顔をしながら、唇は真っ青っていう…
心配ごとは山ほどあるけど、もうその顔見たらなんも言えねえ。
ありんこみたいなちっぽけな自分。
なんでそこまで自分を小さく言うんだーー!って私らもつい文句をいいたくもなる。あなたがありんこなら私らはミジンコだって。えー、私はほんとは豚なのに~
でも、いつもコメントをくれる仲間が、大手事務所などの巨大な存在に対しての自分という意味では、という説を教えてくれた。
ほー、なるほど、目からうろこ。
エンタメの世界で大手事務所の力は絶大だもんね。興行するにあたり、個人事務所で個人のコネクションだけで仕事を展開している立場は、比べるとありんこサイズなのかもしれん。
豆腐とナメクジはメンタルの話だった。(強弱)ありんこはちっぽけとサイズの問題。(大小)そっか、ナメクジとありんこは違うのかもしれない。
だとしたら、大手事務所のような巨大組織に、比較してありんこサイズの個人事務所が、負けずに仕事を渡り合って(むしろ凌駕して)いるのって痛快ではないか。
それは支えてくれるたくさんの人がいるから。これは羽生さんが築き上げてきた関係性と信頼だからね。
そして「親友」もね。こんな言葉が羽生さんの口から出るの、すごくすごくうれしい。なんでも清塚さんとみやかわくんが来ていたそうで。(しかも並んでいたと?親友席かよ)どっちが親友?どっちも親友だね。うれしいことだわ。
どっこも自分のこと好きじゃないっていうの。
自分を好きじゃなくて自信がないっていうのなら、あなたを好きだって言いまくる私たちファンの言葉も信じられないかな?そんなことはないよね。
自分のことを好きじゃなくても、好きだっていう人が山のようにいるのだから、好きだと思えるいいところがいーーぱいあるということよ。信じてね。
本人がさ、どっこも好きじゃないっていうからさ、最後の最後に思いっきり叫んでしまったよ。しょうがないじゃん、言うしかないじゃん。
「大好きーーーーーー!!!」
映像は会場を埋め尽くす色とりどりのバナーを映し出す。羽生さんが見たいと言ったから、きっとみんなより一層がんばったよ。
私はロングの表にいたから、たぶんカメラの側だから、私のいたあたりはあまり映らなかった。3階からノリノリでバナーふりふりしてたんだよ。
そしてはけていく最後に、私の「きーーー」の最後の方が音声にはいってるような気がするようなしないような。うん、羽生さんに届いた。と、いうことにしよう。
ディレイまで終わったとところで、公式から動画とメッセージがきた。はい。
「観てくださったたくさんの方々、氷を、演出を、映像を、曲を、そして場所を作り上げてくださった方々、本当にありがとうございました」
ああまた全方位への感謝だ。観た我々もそこにはいっているのはうれしいね。
完走できたことがうれしいって。本当によかった。
大きな怪我なく?まさか小さな怪我はあったんかい?(心の怪我はあったよな。さめざめ…)
まだまだレベルアップ?どんだけ向上心。プロアスリートはすげえな。
なにかきっかけとなるような…どこまでも応援していきたいとケツイを固めるきっかけかしらん。
とにかくよかった。ツアー完走おめでとう。
RE_PRAYツアーはディレイビューイングまで含めて全日程終了しました。あとはCS放送とテラサの配信?テレ朝さんはいつまでも楽しませてくれてありがたいことです。
私もとりあえず自分で見た感想を書ききることができてホッとしています。
でもまだすぐにノッテステラータがくるんだよ。
羽生さんもゆっくり休む暇ないけど、私らも暇ないね。このまま3月の東北へ、なだれ込むよ~~~