旅立つ羽生結弦選手へのANAさんの愛は止まらない。
スライドショーをやって、メイキング動画を出して、自撮りメッセージも出したのに。
まだまだ、愛を歌い続ける。
日曜日の夜に、もう一度スライドショーをしながら(たぶん蔵出し写真が増えてる?)そのバックに流れる音楽で、我々を泣かしにきた。
『水平線』て…
この曲は、羽生さんが大好きだと言っていて、GIFTの最後の最後に流れて「やっぱりスケート好きでよかったです」と言って駆けだしていった感動の曲である。もう条件反射で泣けるようになっているのに。
さらにいうと、今年の3月のノッテステラータ最終日に、規制退場で最後まで残されてようやく帰りかけた会場に最後に流れていたのがこの曲だった。(早く退場できた人は聞けていない)
だからこの曲に乗せて、いろんな制服を着た羽生さんが次々に現れていくと、まるでエンドロールのようなのだ。
羽生さんの大好きな曲で、めくるめくいろんな姿の羽生さん。これはまるで卒業アルバムだ。
水平線が光る朝に
あなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に
誰かが綺麗と呟いてる
悲しい声で歌いながら
いつしか海に流れ着いて 光って
あなたはそれを見るでしょう
この曲に乗せて、大切な羽生さんの門出を送る。なんという大きな愛情だ。
これが最後なんだなと思って、むせび泣くわ。
ところが、月曜の夜にも動画がきた。
今度は『万歳千唱』だって。
私はこの曲を知らなかった。でもあの一問一答のときのときに答えていた最近泣いた曲がこれだったんだね。
動画を見てきた。NHKってこういうことやってたんだ。
ラッドウィンプスと1000人の18歳の合唱。若者たちの笑顔がはじけてた。
そうか。羽生さんはこれ見て泣いたのか。私は鳥肌が止まらんかった。
君の中のカナシミを喜ばせて
君の中のクルシミを勝ち誇らせて
なあどうすんだよ
おいどうすんだよ
その影に隠れ震える笑顔の手を取れるのは
君だけだろう
「どうすんだよ」のところで男子たちがこぶし突き出してたけど、それがここの画像とぴったりハマってた。(映像編集も見事な音ハメ)
君のハチ切れそうなその笑顔と声。そうだね、私らが見たいのもそれだ。
それで木っ端みじんだ。よし、これでいこうぜ。
明日を目指す意味を探し続けている。旅し続けている。
旅、はいかにもANAさんからの言葉じゃないか。自分が機長になって自分の意志で飛んでいく羽生さんを、後押ししてくれているみたいだ。
そもそもが18歳へのエールの歌なんだから。
羽生さんへのエール、だよね。
そして火曜日の夜。まだ終わりじゃなかった。
まだまだ、たっくさん写真出しまくる。同じのもあるし微妙に違うのもある。もう全部出しきるぞって感じだ。
BTSだって?
BTSは羽生さんがダンスの参考にハマったっていうんだから、いろんな曲を知ってるだろうな。その中で、2022年のサッカーワールドカップの公式ソングなんだって。試合はさんざん見てたのに、全然存じあげてなかった。すいません。
なんせサッカーの祭典の曲だから、曲そのものが応援歌であり讃歌なのだな。
『ドリーマーズ』
英語わからないから和訳もらってきました。
僕らを見て 僕らは夢を追う人
僕らは実現させる なぜなら信じているから
僕らを見て 僕らは夢を追う人
僕らは実現させる それが見えているから
情熱を持ち続ける者に乾杯
リスペクトをしよう
想像力のある者に乾杯
リスペクトをしよう
なんとも祝祭にふさわしい。乾杯!リスペクト!
サッカーじゃなくても、スケートでも、どんな世界でも普遍の夢を追う人の尊さ。
競技を離れても変わることのない、いやさらに増しましな羽生さんのスケートへの情熱。
制作総指揮として新しいショーの形を作り出す想像力の塊。
羽生さんをリスペクトしよう!
羽生さんに乾杯!
そしてWeなんだ。(だってサッカーは11人)
これなら羽生さんひとりじゃないのかな。私らもいっしょに夢を追っていいのかな。だって信じてるから。
繰り返される歌詞の合間に、
集まって
いっしょにおいで
ドアは毎日開いてる
という感じの歌詞がある。
ほら、やっぱり、いっしょに行っていいんだ。
羽生さんを愛することだけがただ一つの方法なのか。任せて!それならできるよ!
わー、なんてこった。最後にANAさんは羽生さんだけじゃなく、ずっと応援してたファンも仲間に入れてくれてるのかな。
なんかすごくうれしい。みんなでいっしょに行こう!
羽生さんが大好きな歌で卒業アルバム作ってくれて、
羽生さんが泣けた歌で力強いエールを送ってくれて、
共に夢を追ってきたファンもいっしょになって大いなるリスペクトを贈る。
何度も何度も、歌と写真で別れを惜しみながら、変わることのないエールを贈りながら、門出を祝う。
すべては旅立つかわいい子のために。
ANAさんの親心な愛が、深くて大きくて美しい。
ANAさんと羽生選手は、10年間いっしょに戦っていたんだよね。お互いにどんなに苦しいときもいつも心合わせてた。見てきた我々は全部知ってるよ。
こんなあたたかい企業に所属して支えてもらって、本当によかった。
大空に飛びたつ羽生さんにエールとリスペクトと愛を!
長い間のANAさんと羽生さんの熱い絆に、乾杯!