先日10月24日から25日、日月曜日という日程で1泊2日で空知方面に旅行に行ってきた。
いろんな制限の解除とともにどうみん割というのが再開されて、そこで新しい旅のスタイルとかいう宿泊割引プランが出たので利用したのだった。
本当は支笏湖方面に行こうとして探していたらモタモタしているうちにあっという間に埋ってしまった。そこで宿は空知の北村温泉。私が支笏湖というより”湖と紅葉”にこだわっていたので、じゃあ三笠の桂沢湖に行こうということになった。
24日は夜勤明け。9時過ぎに帰ってきたら夫が待ち構えていて、着替えてほぼタッチ&ゴーで出発となった。すばらしい天気だったのだ。これは早く行かなければ。(ということでスケアメはすべて見られなくなった)
江別から三笠へ高速に乗る。三笠桂沢湖インターを出て桂沢湖を目指す。
途中「白亜トンネル」を通る。白亜、白いの?いや、白亜紀の白亜だ。三笠は恐竜やアンモナイトの化石で有名なんだそうだ。てことはこのトンネルを通り抜けると、ジュラシックパーク?
でもないけれど、一気に山に入り、木々が美しく色づいている。ほーら、やっぱり紅葉のハイシーズンだ。
湖に降りていく道がすごく小さくて見落としてしまった。確認のために道の端に車を止める。
ひょいと外を見ると、目があってしまった。鹿だ!
車から外に出て撮影してもまったく物おじしない。立派な角のオス。
そしたら今度は角のないメス?がやってきて、そちらに追い立てられてオスはどこかに行ってしまった。メスのが強いんかーい。
はっきり見えていたのに写真で撮るとまわりの草に同化してしまった。でもしっかりこっち見てるね。
しばらく悠々とそこにいた。草に紛れて見えづらくなっても白いお尻はよーく見えるよ。
道を間違えて車を止めたおかげの遭遇だ。間違えたっていいことあるね。
桂沢湖到着。
ここはダム湖です。ちゃんとダムサイトもあった。でも豊平峡ダムみたいに観光化されてないみたい。(あそこはサービス放水もする)
湖畔に、何か、いる。
じゃーん。ゴジラじゃない、ティラノサウルスだ!
ここ三笠は恐竜の骨や化石が出たことで有名なんだ。だから恐竜が押しなの。ティラノはいなかったみたいだけど、やっぱ恐竜のシンボルだからな。
周囲の山に溶け込むティラノ。手前に人が映り込んでる。こいつの巨大さがわかるかな。
さて桂沢湖。
静かな湖面に山と雲が鏡のように映っている。
山の上の方はもう盛りが過ぎた部分もあるけど、紅葉もきれいだ。
例年ならもみじ祭もするらしいのだが今年はコロナでなし。
人が少なめで静かな穴場の紅葉となりました。
今が旬のきのこ汁。天然のきのこがいっぱいだそうでおいしかった。(きのこ大好き)
じゃあティラノ、バイバイ。また来る…ことあるかな?
三笠の旅を続けましょう。
次にめざすのは三笠市立博物館。日本一のアンモナイトの博物館が売りだそうで、
いきなりこんなのがお出迎え。
館内はこれだもの。どこまでもアンモナイト。
アンモナイト。
たまにウミユリ。
でも私アンモナイトには全然萌えないのよね。私が好きなのは恐竜だい。
わーい、骨格標本のレプリカ。
これはアロサウルスだって。
やばい、これかっこいい。しかもこちらはほぼ本物の骨格だって。すごすぎる。
どあっぷ~~ 目がすげえ
モササウルス。海の最強の恐竜だ。この町から出たエゾミカサリュウというのもモササウルスなんだって。
こちらがそのエゾミカサリュウの復元模型。大きな口でなんでも食いちぎるよ。
この辺は大昔は海で、こんなモササウルスがいて、たくさんのアンモナイトがいたんだねえ。
プテラノドン接近中!
え、上だ。きゃー!
けっこう遊んでしまいました。
表に出るとこんなかわいいマンホールが。
建物の上にはこんなのもいる。
首長竜は一番好きな奴だ~
おお、エゾミカサリュウがアンモナイト食ってる~~
とことん恐竜、とことんアンモナイト。
白亜トンネルを越えると、そこは本当に太古の記憶を今につなげる楽園でした。
三笠は恐竜だけじゃない、炭鉱の町でもある。それらを伝えるジオパークも山奥まで展開している。
三笠の旅はまだ続く!