晩秋の銀座 | 彫きぬ雑記帳

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山口県山口市の刺青処、日本伝統肌絵芸術の彫きぬこと衣笠新太郎のブログ

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梅雨の時期は陽がさしても蒸し暑い
気温が高く、湿度も高い
真綿で包まれている様な嫌〜な汗が出てしまう

そこで、少し肌寒くなってきた頃の話しを、、、

去年の11月、銀座で金太郎と4年半ぶりに会い、食事を共にしたのは
銀座の刀剣店に用が有り、金の字の職場も銀座にあるからで、
場所も時間帯も丁度良かったから
 
しかし、彼女に連絡をしたのは当日の昼、
新幹線の車中で広島駅での停車中だった (゚∀゚)

『え?今日東京に来るの?』と、驚いて
『前回も、前の日に急に連絡して来るし、、、』
と言われたが
それはそれで、電話の向こうの声は弾んでいた


東京駅に到着したのは午後4時前
タクシーで銀座の刀剣店に着いたのは4時20分過ぎだったか…
(乗り場が外人の長〜い長〜い行列になっていた)

プチ💢 毛唐❗️日本に来るなや❗️
(# ゚Д゚) ボケェ💢

🐶💧で、出ました、、、キチガイのビョーキ…

予定より、少し遅れて刀剣店に着き、
早速、武蔵大掾藤原忠廣の脇差を手にして吟味をする

まずは良い出来だったので、諭吉さんを先に納めて領収書を受け取り
翌日、帰りに寄って受け取ることにした

社長と小1時間ほど談笑し、そろそろと思い
金太郎が予約していた鮨屋に赴いた
俺が銀座の鮨を食べたいと言ったからである🍣

晩秋のこの時間、銀座はすっかりと夜で少し肌寒い

店内は2、3人の客だけで、意外に空いていて、鮨屋独特の香りがしてくる
金太郎は、既にL字形のカウンターの片隅で待っていた

『おぅ^^ ♬ 待ったか? 』 

『ううん、今着いたばかりよ ★◎。◎-★ ♬ 』

『。。。白いモノが増えたやろ』

『白髪増えたって、先生は先生だよぅ
先生、お髭が無い方がやっぱり良いよ♡ 』

『そうかぁ ´ω` 』

『歌舞伎役者みたいよ』

『よせやい、そんな上品なモノじゃねえよ』

『東京に着くなり、ビョーキを出してない?笑笑』

『 え❗️ ( ゚д゚ )ガタッ 』

などと雑談や近況などを話しながら
久しぶりに、ふたりでの食事を楽しんだ

店を出たあと、近くで☕️を飲み
金の字は、その後の経てきた話しなどを聞かせてくれた
時折り笑顔も交えながら、、、

以前、電話でも粗方の話は聞いていたが
顔を合わせての話しは、また違うものである

その顔を見て、ふと思ったことは
こいつ、置いてけぼりにした様に別れたのだが
今まで、怨みつらみの一言も口にしたことがない

おれの顔を和かに見つめて話をしている
この時、俺は思い出話も口に出せなかった。。。

口にしなくても胸の内では、
出会いから別れるまでの、様々な思い出が蘇ってきたものだった

暫くの刻を過ごして…2人は外に出て歩き
地下鉄の階段を降り、銀座線の改札口まで送って別れた

『気をつけて帰れよ(=´∀`)ノ 来年にまたな〜 』

『うん、今日は逢えて嬉しかったぁ (´∀`=) ♬
明日、気をつけて山口に帰ってね…あ、そうだ
夏に上京する時は早目に教えてよね♡ 』

『おぅ、わかったよ^^』

お互いに軽く手を振って別れた

地下鉄の階段を昇り、歩道に出てタクシーを拾う
そして予約をしていた蛎殻町のホテルに。。。

🐶とっつあん…タクシーの中では寂しそうな顔…
なまじ、顔を合わせるとねぇ。。。

🐱それは金さまも同じ想いかも
殿様に何か言いたげな金さまだったけど。。


🐶そして、、、とっつあんは、今年に入って
2月に金さまとの出会ったときの話しを、
【ミサ】という記事に書いてしまいました

🐱その記事を見られたことを機にして、今は
月に2、3度ほど電話で語り合っています
アタイは書いて良かったんじゃないかと思います


梅雨が明けたら暑い夏がくる
先方様から仕事の連絡が来るのは多分、暑さ緩む8月末か9月の初め頃かな?

🐱🐶もしも、それが先方から来なかったら💧?

ん、仕事が無くても8月末には、おれは行くよ
待ってくれる人がいるなら、行くのが男やろ