白い紙飛行機 | 彫きぬ雑記帳

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山口県山口市の刺青処、日本伝統肌絵芸術の彫きぬこと衣笠新太郎のブログ

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子供のころ
紙飛行機を作って、よく飛ばしていた

小学5年生の夏休み中は
母の里の岡山にずっと預けられたことがある
おふくろの実家は農家で、小高いところに家があって
その広い庭から山裾の田畑に向けて
折った紙飛行機をよく飛ばした思い出がある

あるとき、庭から飛ばした紙飛行機は
す〜〜〜っと 
いつまでも、どこまでも真っ直ぐに山裾に飛んでいった
多分、無風だったのだろうか、、、記憶はないが

真っ青な空の緑色の山裾に白い紙飛行機が
かすかに上下しながら
真っ直ぐに飛んでいき小さく、小さくなっていった

見えなくなった紙飛行機を、まるで夢の中ように
庭の片隅で佇んでいたのを、今でも思い出す

そして今、紙飛行機は孫娘のために折っている

『じっじの作った紙飛行機はよく飛ぶヽ(´▽`)/ 』
と喜んでくれる

🐶とっつあんも、ちーちゃんと遊ぶときは
ただのお祖父さん
🐱そりゃあ可愛くて可愛くてたまらないのよ♬

孫が成人になる頃、
おれは、生きてるかどうか (´・ω・`)