今の剣道家には計り知れないであろうが
昔日の剣客で達人の域に達した者の感脳は
常人には計り知れぬ(ちから)をそなえている
明治の剣聖とよばれた直心影流の山田次郎吉翁は
かの、大正十三年の関東大震災を四年前に予知し
これを発表している
『おそらく、大正十三年までに、この東京に一大天災、
つまり大震災があって、市民の七、八万人は死滅するだろう』
といい、この山田翁の言葉が、ロサンゼルスの日本人会の新聞に出たという
山田次郎吉いわく、
『剣道を、だんだんとやっていると感が強くなって
人の事がよくわかるようになる
また、感が当たるときは良いが、それが当たるとばかりは限らぬ
ときには間違うこともある
そればかりに頼ると大変な誤りを犯すことになるから気をつけなさい』
また、いわく
『本当に明鏡止水の心境に到達すると、鉄砲の弾丸も当たるものではない
心のはたらきは弾丸のはたらきよりもずっと速いからで
また、ここに座っていても太平洋の波の音も聞くとができますよ』
また、或る日のこと、門下生某が下谷の清水町に住んでいた山田次郎吉を訪問し、さて帰ろうとすると次郎吉翁が
『もう十分もするとM君が来るから、お待ちになってはいかがですか』
という
「先生、お約束でもなさったのですか?」
『いえ、何の約束もしたわけではないが、三十分くらい前にM君が阿佐ヶ谷から私のところへ来るために出発したような気がします』
果たして、十二、三分後にM氏が山田邸へ現れたそうな
🐶この話しホンマかいな?
🐱達人ともなればこんなことも。。。💧
これは池波正太郎先生が書いてあった話しやが
まことに凄い人が居たもんやなぁ (。・ω・。)
あ、明日は福岡に行く用があります
多分、投稿はできません。。(゚∀゚) ヤスメル
🐶何の用なんや?
🐱ホホホホ 決まってるじゃん
伯耆守藤原凡隆が研ぎ上がったので ( ´∀`)
あ、この写真は肥後拵えに欠かせない馬針(ばしん)です
銀座の刀剣店の社長の御好意で
プレゼントして頂き🎁今日届きました♬
ありがとうございました m(( _ _ ))m