「子供を育てるときに必要なことっていうか、気をつけておかなければならないことって何でしょうかね?」

 

 

 

どういう子供に対して?

 

 

 

「普通の子供っていうか、甥っ子や姪っ子なんかに対してです」

 

 

 

どうしてそういうこと考えるの?

 

 

 

「甥っ子とか、うるさかったり暴れたりとかするから」

 

 

 

…そういうことか。

 

あなたのルールみたいなものに

 

合わないってこと?

 

 

 

「ルールとまでは言いませんけど、あんなにうるさかったら周りに迷惑かけるし、本人も友達がいなくなったりして困ることになるじゃないですか?」

 

 

 

なるほどね。

 

そういうあなたに必要な事は、

 

甥っ子や姪っ子に対して

 

“そのままで良いよ”って言えることだね。

 

 

 

「そのままだと将来問題になるんじゃないですか?」

 

 

 

問題になんかならないの。

 

問題になるのはその子を否定するからだよ。

 

 

 

「否定はしてませんけど、私みたいに思ってしまうことを我慢すれば良いんですか?」

 

 

 

我慢するっていう事は、

 

否定してるってことになるじゃん。笑

 

その子のありのままを

 

全面的に肯定して良いんです。

 

その時のおまじないが、

 

“そのままで良いよ”ってこと。

 

 

 

「なるほど、そういうことか…。 でもそれだと、その子供はそのまま育ってしまいませんか?」

 

 

 

だからさぁ、

 

あなたのその呪縛をなんとかしなさいよ。

 

 

 

「呪縛?」

 

 

 

甥っ子や姪っ子のことを

 

心配しているみたいに聞こえるけど、

 

そのままの姪っ子や甥っ子じゃ

 

良くない、ダメだってことじゃん。

 

 

 

「あっ、そうですね…。 私ってダメだなぁ」

 

 

 

まぁ、そういうあなたでも良いの。

 

そうやっていろんなことを

 

学んで成長していくからね。

 

“そのままで良いよ”。笑