「人に信頼してもらえるためにはどうしたら良いんでしょうかね?」

 

 

 

人生の徳を積めばいいね。

 

 

 

「そういう気の長い話じゃなくて、今日からでもできるようなことってないんですか?」

 

 

 

そうなると…、相手を騙すことしかないね。

 

 

 

「そんな悪いことじゃなくって善い方法はないんですか?」

 

 

 

相手を騙すってことに

 

悪い意味を持たせているから、

 

良いとか悪いって話になるんだよ。笑

 

相手に気持ちよく騙されてもらえば良いんじゃない?

 

 

 

「気持ちよく騙される?」

 

 

 

子育て上手な母親とか優秀な営業マンとか

 

治せるカウンセラーとかも

 

みんなやってることだと思うよ?

 

 

 

「具体的にはどんなふうにですか?」

 

 

 

そうだなぁ…、

 

まずは相手のことを絶対的に

 

尊重している。

 

相手を信頼する姿勢があるってことね。

 

そんでもって相手の理解に努めながら、

 

理解したことを解釈して相手に返す。

 

相手の人が話したがってたり

 

表現したがっていたら

 

充分話させたり表現してもらう。

 

そのときに留意すべきことは、

 

相手にも自分と同じように、

 

相手なりの人生を生きている

 

特別な存在だってことを認めること。

 

 

 

「なるほど…」

 

 

 

そんなふうに思えたら、

 

相手のことを尊重もできるし

 

信頼もできるでしょう?

 

後はこれの繰り返しだね。

 

 

 

「それってメモとかに書きだしてもらえます?」

 

 

 

まぁ書いたほうがわかりやすいかもね。

 

…ほら書いたぞ。

 

 

 

「ありがとうございます! あっ、時計みたいに丸く並んでるんですね?」

 

 

 

このやり方は循環するからね。

 

 

 

「この順番にやっていくんですね?」

 

 

 

順番はどうでもいいんだけど、

 

慣れてくるまではこの順番がいいかもね。

 

 

 

「わかりました。明日からでもやってみます」

 

 

 

明日からと言わず、今からやったら?

 

先延ばしは相手にとって不信の元だよ?

 

育児の場合なら先延ばししてたらグレるぞ。笑