「この世の中は“いいね”で繋がってるんですよ」



今日もまたいきなり何の話ですか?



「インスタとか、今の人たちは“いいね”で繋がってるんです」

 
 
 
…?
 
 
 
「インスタとかに画像をアップするじゃないですか。するとそれを見た人が“いいね”してくれるんですよね」
 
「そうすると、こんなに沢山“いいね”をしてくれてる人がいる。こんなに沢山の人たちとつながっているんだ〜って思えるんですよ」
 
 
 
それってつながってはいないですよ?
 
 
 
「インスタの上ではつながっていますよ?」
 
 
 
それは錯覚です。
 
 
 
“いいね”をされることとか

その件数が多いとか少ないとかに
 
微妙に一喜一憂しますよね?
 


それって何を現しているかと言うと、


あなたが自分の表現したこととか

あなた自身の存在に対して
 
他の人がどのように受け止めているのか
 
私は認められているだろうかと言う

あなた自身の不安を補う
 
バロメーターに過ぎませんよ?笑
 
 
 
「それはあるけど…、インスタとかで繋がったらダメなんですか?」
 
 
 
 
 
SNSと言うのはネットワークだからそういうものです。
 
 
多くの人とつながっていると感じてて良いんです。


でもそのつながりの感じ方の意味は様々で

いろいろな形のつながり方や感じ方があると言うことですよ。
 
 
“あなたにとってのいいね”のつながりだけではない

別の意味のつながりも

別な人には出来てしまうと言うことです。
 
 
SNSを介した事件とかは

そう言う仕組みがあるから起きるんです。
 
 
 
「せっかく人とつながっているって思っていたのになぁ…」
 
 
 
ほとんどの人はそんな風に思ってるだろうね。
 
 
ただし、これはネット上のいわば仮想空間でのつながり
 
単に情報としてつながってるだけだから注意が必要だよ。
 
まぁ、ネットやITについてはそのうちいろいろ話が出来るかもね。
 


 まあとりあえずは

ネット上でのつながりを

実際のFACE to Faceの

人と人のつながりと混同しないことが大切かもね。