「営業の魔女」の「感動仕事」記 -8ページ目

裸でも生きる

山口絵里子さん、28歳、女性社会起業家。

彼女のこれまでの人生は、「すごい」の一言。
人間って、こんなことができるんだ 、と
私たちの可能性を教えてくれるよう。

裸でも生きる
は、そんな彼女の初著作。


今、「誰かのために、社会のために、
自分の力を役立てたい」と思っている人が
どんどん増えているような気がします。

今年7月からお仕事させていただいている
NEC×ETIC.「社会起業塾」 への申込数や
反響を見ると、それをさらに感じます。

その社会起業塾で出会った会社で、
大きな社会性とビジネスの可能性を
感じているのが、こちらの会社。

HASUNA (ハスナ)

この会社の事業/ビジネスは本当に素敵!!

何の事業かというと・・・
日本初の「エシカル・ジュエリー」ブランド。

「エシカル」というのは、なじみのない単語ですが、
【公正な、倫理的な、道徳的な】という意味を指します。


私たち(特に女性)を輝かせ、
「愛」や「美」の象徴でもあるジュエリーですが、
実は、その背景には様々な暗い影がつきまといます。

レオナルド・ディカプリオ主演の映画
『ブラッド・ダイヤモンド』でも扱われていましたが、
ジュエリーは、採掘されている途上国において
紛争のための武器を調達する資金源となっていたり、
体の小さな子供は穴や洞窟に入りやすいため
深刻な児童労働や搾取といった現実があります。

そこで、紛争の資金源ではなく、
児童労働や環境に配慮した素材や、
また、途上国から正当な買い付けを行った
フェアトレード素材を用いてつくられたジュエリーが
「エシカル・ジュエリー」と呼ばれています。

ここ数年、欧米でいくつかの
エシカル・ジュエリーブランドが立ち上がりましたが
日本でエシカル・ジュエリーを制作・販売しているのは
HASUNAが唯一です。(2009年10月現在)


通常、フェアトレード商品というと
「コンセプトや理念は素晴らしいけど、
デザインなどの商品力がいまいちねぇ・・・」
という声をよく耳にしますが、

HASUNAのジュエリーは、
背景にあるコンセプトだけでなく、
デザインや品質も、とっても素晴らしいんです!

その証拠に(?)、
先月から超一流テナントである「ヴェリタス」さんの
表参道ヒルズ、六本木ヒルズ、新丸ビルの直営店で
取り扱いがスタート!

また、最近では日経ウーマンや
朝日新聞、毎日新聞などの
新聞や雑誌の取材も増えています。

さらに、女性ファッションジャーナリストとして
雑誌「マリ・クレール」の編集長をはじめ、
「VOGUE」や「ELLE」を手がけてこられた生駒芳子さんも、
HASUNAを推薦・サポートしてくださっています。
(※先月行われた秋冬コレクションでのゲスト出演の様子

今年4月に設立したばかりの会社としては、
異例の活躍ぶりだと思っています。


でも、それは代表である白木夏子さんと
会って、お話しすると、とても納得するのです。

彼女自身、冒頭の山口絵里子さんのように
インドを訪れて目の当たりにした
大理石の採掘場での貧困や児童労働、
そして、昔からなじみのあったジュエリーとの
関係性を知り、ショックを受けつつも
「自分だからこそ、できることがあるんじゃないか!?」と、
その後、様々なプロセスを経て、今に至っています。

詳細は、こちらをどうぞ


その想いは、深く、優しく、そして強い。

彼女の意志とデザインセンスと商品力、
また、サポート・支援するたくさんの人の力により
HASUNAは大きく羽ばたいてゆくと思っています。

自分だけではなく、
世界も、人も輝かせ、幸せにするジュエリー。

10月8日~14日は、
池袋 東武百貨店の2階アクセサリー売り場でも
期間限定ショップがOPENします。

10月下旬~11月上旬には、日本橋高島屋で。

また、クリスマスシーズンの12月には
小田急百貨店でも、限定ショップがOPEN予定。

期間限定の店舗である上、
なかなかリアルに手にとって購入できないため、
ぜひ、皆さまにもお越しいただきたいですドキドキ

「こういうジュエリーは身につけないなぁ」という
女性の方も、男性の方も大歓迎。
必ずしも買ってくださる必要はないのです。
(もちろん買ってくだされば嬉しいですが♪リーズナブルですし^^)

世の中に、この日本に、
こういうジュエリーが存在していて、
きっとどこかの誰かは、それを必要としているかも
しれません。そんな機会や人に遭遇した時、
ぜひ「エシカル・ジュエリーってのがあってね、、、」と
伝えていただければ、そこから広がる輪があるでしょう。

ちなみに、近々、婚約や結婚を考えていらっしゃる
カップルの方にもお薦め♪
素晴らしい「エシカル・リング」もオーダーできます →こちら


HASUNAの
素敵で、途上国でも先進国でも
人を幸せにするジュエリー。


ぜひ、応援よろしくお願いします!!


HASUNAウェブサイト

HASUNA公式ブログ

代表・白木夏子さんへのインタビュー記事

私である理由

先日のセミナー 終了後の懇親会で、


「どうして、あなたはそうなの?」


と聴かれました。。。


あまりにもストレートな質問で、

すぐには何も答えられない私がいました。


「なぜ、今、この仕事をしているの?」


とも聴かれました。


5年間、経営した会社を離れ、

一人の身となり、

講師として新しいフェーズを歩んでいること。


それは、、、

「本当にたいせつにしたい」ことに

自分が、正直でいるしか、なかったからです。


私が私である理由。

たいせつにしたいこと。


今日は、今まで書かなかった

これまでのプロセスや葛藤、

そして、自分のセミナーを新たに生み出した

理由について、書いてみたいと思います。


堀井香織という人間について、

また、私がセミナーで、仕事で、人生で、

何を根本に据えて、大事にしているかを

少しでも受け取っていただけたなら、幸いです。


***


冒頭のセミナーは、

「営業」をテーマにした講座でした。


そこで、私は10回以上、

「営業は、『売る』ことではありません。

営業は、『相手の力になる』ことです。」

と、話していました。


何を、どうやって売るか、ではなくて、


どうしたら、相手の力になれるか。


(きっと、それは営業に限ったことではなくて、

 仕事全般に言えることだと思っています。)


今、目の前にいる人や、自分が関わる人が、

心の深いところで何を望んでいるのか。


どんな喜びや満足や幸せを実現したくて、

そのために、何を達成したいと思っているのか、

夢や目標は何なのか。


逆に、どんな不安や恐れや心配や痛みを

避けたがっているのか。直面したくないのか。


どうしたら、その不安や恐れを軽減することができるのか。


それを、知りたいと思う。

共有したいと思う。

力になりたいと思う。


もちろん全てわかるわけでも・・・

常に実行できているわけでもありませんが・・・


でも、それを、心の底から大事にしたい。


相手の力になり、

相手に喜んでほしい。


仕事でも、人生でも、

これほど嬉しいことはない、と思っています。


少なくとも、私にとっては

それが、「しあわせ」の「ほんとうの姿」です。



とは言え、人によって価値観は違いますので、

これまで生きてくる中で、

非難さたり、揶揄されることもありました。


「偽善者」

「受講者をだましている」


と、言われたこともあります。。。


心の底から傷つきました。

胸の一部を、えぐりとられるように。


今でも、思い出すと、心が悲しみます。。。


一時期、講師として人前に立って話すのが、

怖くなったことがありました。

セミナー前夜、眠れず、一人うずくまり、

見えない恐怖と向き合って、過ごしました。


打たれ弱い部分もあるので、

落ち込むこともありますし、

何かを言われれば傷つきますし、

それが原因で、病気になったりもしました。


正直、「もう講師、しなくていいじゃん」という声が

脳裏をかすめたこともありました。



けれど、


どうしても、

どうしても、

どうしても。


心の奥に、いつまでもなくならない

「想い」と「記憶」がありました。


依頼主であるお客様から

「あなたに頼んでよかった」と言っていただけたこと。


何も説明していないのに、

「あなたにお願いします」と、依頼をくださることへの喜び。

自分に向けられる信頼のまなざし。


「こんなに素晴らしい仕事を一緒にさせてくれてありがとう!」

と、本来ならば、こちらが言うことを、

相手から言っていただけた驚き、そして感謝。


これまで出会った方からの応援メッセージ



これらの出来事は、決して

営業の魔女 」だから起こることではなくて、

誰もが使える魔法なのです。


私は、何か特別なスキルを持っているわけでもなく、

秀でた才能があるわけでもなく、

もちろん絶世の美女でもありません(笑)

むしろ、暗い過去をいっぱい抱えてきた人間です。


だからこそ、思うのです。


人は、変わる、変われる


不思議なくらい、確信をもって、当然に。



「変わることを、知っている」

という感覚に近いかもしれません。



誰かを、何かを、(時に自分自身を、)

たいせつに思うことで、

人は変わっていく。


それを、もっと感じ、感動し、

人とわかちあいたいと思いました。


キレイゴトだと誰かに揶揄されても。



再び講師の道を歩むことに、

まったく不安がないわけではありません。


前の会社を離れた時に、どこか素敵な別の会社に

移ってもよかったのかもしれません。


けれど、非難される恐怖よりも、

不安定な身の上に怯えるよりも、

誰かと喜びや感謝を共有できる道を選びたい。


自分が、今、できることを、したい。


「相手の力になる」


そのために、何ができるのでしょう。


考え方として、スキルとして、

そして、心の在り方として。


自分が、持てる知恵や経験や能力を使って、

そのことを、体系的に、実践的に、本質的に、

目に見える形にできるならば、


それを人に届けていこう。


ある日、ひっそりと、心の中で結んだ決心。


そうして、私は、

感謝でつながる『営業しない営業』術

を生み出しました。



なぜ、私が今、このお仕事をやっているのか、

少しでも知っていただけたなら、幸甚です。


そうして、セミナーでも、

それ以外の場でも、どこかで

この記事を読んでくださった方と、

直接会える御縁があることを、願います。


このブログを読んでくださったことに

両手いっぱいの感謝をこめて。


***

感謝でつながる『営業しない営業』術

★2009年10月14日(水)第二期スタート!

おかげさまで現在、キャンセル待ちです。

第三期に関する優先案内はこちら


【Twitterはじめました】

http://twitter.com/horiikaori

珠玉の言葉

最近、出会った、胸にぐっとくるコトバ。

心に響くコトバや歌詞に出会うことが増えている。

まるで、目に見えない「何か」を
忘れず、たいせつにしなさい、と言われているよう。

そして、そんなコトバやメッセージやフレーズに出会う度に、
たまらなく、嬉しくて、幸せな気持ちになるのです。

***

「預言者」 カリール・ジブラン より

悲しみがあなたの存在をえぐれば、
えぐられたところにそれだけ喜びを蓄えることができます。


嬉しいときには、自分の心の奥をのぞきこんでごらんなさい。
すると見つけるに違いありません。

かつては悲しみの原因となっていたものが、
今は喜びの原因になっているのを。


悲しくて仕方の無いときも、心の奥をのぞきこんでごらんなさい。
すると気づくに違いありません。

かつては喜びであったことのために、
今は泣いているのだ、と。



***

「人生は」


人生はひとつのチャンス  人生からなにかをつかみなさい

人生はひとつの美  人生を大事にしなさい

人生はひとつの喜び 人生をうんと味わいなさい

人生はひとつの挑戦 人生を受けてたちなさい

人生はひとつの責任  人生をまっとうしなさい

人生はひとつのゲーム 人生を楽しみなさい


人生は富  簡単に失わないように

人生は神秘  そのことを知りなさい

人生は悲しみ  それを乗り越えなさい

人生は冒険  大胆に挑みなさい

人生は幸運  その幸運をほんものにしなさい

人生はかけがえのないもの  こわしてしまわないように


人生は人生  立ち向かいなさい


マザー・テレサ

自分の「感情」を知る

久しぶりのブログ記事!・・・と思ったら
なんと前回の記事から、10日も経っていましたあせる

怒涛な日々が続いていたとはいえ、
もう少し、マメに更新しよう。。。


前回の記事 で、たくさんの感情ワードについて
情報を教えていただいた、と書きましたが、
そちらをご紹介します。

こうして見ると、本当にいろんな「感情」がありますね・・・

2つ前の記事 で、40個以上書いているのですが、
いやはや、なんのその!という感じです、、、

では、なんとなーくのカテゴリで掲載。

●普段ありそうな感情


懐かしい
恥ずかしい
おもしろい
すっきり
照れくさい
悔やむ
焦る



●なかなか「言語化」しないけれど、確かに存在している感情

忍ぶ
偲ぶ
はがゆい
心もとない
ものさびしい
気が引ける
気がかり
おびえ
忌む
おっくう
晴れ晴れする
せいせいする
嬉し哀しい
こそばゆい
歓喜



●書いていて、いい感じはしないけれど、、、
 「あるよね、こういうの・・・」という感情

かったるい
つまらない
たいくつ
がっかり
あきらめる
苦しい
しんどい
みじめ
やましい
つらい
やるせない
わずらわしい
むかむかする
イライラする



実は、読者の方々からの感想や
先週に講師をつとめたセミナーでも気づいたのですが、

どうも、「ネガティブ」と言われる
「感情ワード」の方がたくさん出ることがあります。。。

どうしてだろう?と、
疑問に思いました。

まず、記憶のメカニズムを考えると、
通常は、「なじみのあるもの」が
優先的に出てきます。

だって、普段あまり身近でないものは
そもそも(その感情ごと)忘れ去っていたり、
思い出すのに時間がかかったりします。

ゆえに、時間制限のある中で
優先的に思い出されるものというのは、
それだけ
・頻繁である
・(今現在もしくは過去に)なじみがあった
・強烈なインパクトがあった
ものなのかもしれません。

もしかしたら、ネガティブワードが多いのは、
そういう苦しい体験をいっぱいしたり、
今この瞬間も味わっている人が
たくさんいるから・・・なのかな。


このブログの読者の方は、前の記事で
さまざまな「感情ワード」を知ってしまったので
あまり意味をなしませんが、

例えば、セミナーのエクササイズなどで
『3分間で、思いつく限りの感情ワードを書き出してください!』

という限定的環境をつくり、その中で出てくるものは、
けっこう「その人自身の人生」や、「会社の現状」を
映しているといっても過言ではありません。

会社によっては、180度違う内容が出てくることもあります。
ひとりひとりにやっても、結果はさまざま・・・。


普段感じていることが、その人の日常を形成し、
おそらく表情や態度や雰囲気に表れ、
それを見た人が、また反応を広げていく・・・

「感情」は目に見えないものですが、
そこから発生していくものは、
目に見えるカタチや結果、
そして身近な人間関係となって現れると思います。

だからこそ、
普段の自分の感情に敏感になって
いただきたい。

自分の感情に気づき、
その奥にある「感情からのサイン」を読み取れば、
すごく自分が楽になるから。

それは、私自身がものすごく実感しているのです。
(※その話も書きたいですが、
今日の記事には書ききれないので、また今度。。。)


ただ、この記事を進めるにあたって、
ひとつお伝えできるとするならば、、、
このブログ記事を読んでくださっている方は、
『今・この瞬間』、何を感じ、
どんな感情を味わっているでしょうか?

今の自分の感情に気づきますか?

今の感情をコトバで表現するならば何?

感情は、コトバにすることで
それを客観的に、扱いやすいものになっていきます。

そして、感情からのサインを受け取りやすくします。

もし、
「おもしろいぞ!」「興味をそそるぞ!」
という類のものであれば、
それは潜在意識や脳が

『これは、自分が今後生きていくのに有用なことのようだ。
もっと知っておいて損はないぞ。』

と、いうサインを出しているのかもしれません。

逆に、まったく別で
「わかる気はするけど、なんかモヤモヤする」
「これ以上は知りたくないかも・・・」
「感情なんて、そんなに重要なものかな??」
と、否定や反発に近いものがあれば、
それは、

『このまま進むと、何か見たくないもの
(過去の痛い記憶など)に出会ったり、
知らず知らず、自分の感情と向き合うことに
なりかねない、、、それは今はしたくない。』

と言っているのかもしれません。

人は、痛みや恐れや苦しみや哀しみや孤独に
向き合いたくなりもの。それは不快を伴うから。
できれば、逃げてしまいたい。

でも、心のどこかでは、「逃げても逃げても解決しない」
のもわかっている。

だから、苦しくなる。

感情は、今の自分にたいせつなサインを送ってくれる
人生のバロメーターであり、
付き合い方をマスターすれば、
この上ない味方になってくれます。

なので、どうか上記にあげたような感情に
馴染んでしまう前に、

ドキドキ
ワクワク
和らぐ
安らぐ
感動/感激
尊敬/尊重
高揚感
好奇心
胸の高なり
胸を焦がすような
安心感
あたたかな気持ちで満たされる
心がほどけていくような
心が澄みわたるような


という感情に、
たくさん触れることが、あたりまえになればいい、
そう思うのです。

じゃあ、どうすれば
こういった感情と馴染み深くなるのか。

その秘訣やヒントについては、
今後の記事で書いていきます。

なかなか毎日のようにはブログを更新しない
お調子者ではありますが、どうかどうか
あたたかい目でお付き合いくださいませ。

追伸:

え?今の私?

おかげさまで、最近、
かなり素敵な感情を
味わわせてただいております。

昔は、この世界は恐くて孤独だと思っていたのに。

でも、その自分の変化があるからこそ、
伝えられるものがあるのでしょうね、きっと。
(※それも、おいおい書いていきたいな、、、)

こちらは↓先日の連休で、半日旅行をし
無邪気に喜びと幸せを感じているワタクシです(笑)
似顔絵と、、、似てますか??

フリースタイルワークという「働き方」・ソシモプロデューサーという「生き方」-麦とろ童子でシアワセ満喫

こんな素敵な場所でした。
東京から、わずか1時間なのに~!
絶品・絶景で超オススメです。
(クリックして拡大して見てみてください)

フリースタイルワークという「働き方」・ソシモプロデューサーという「生き方」-麦とろ童子の絶景





自分の「感情」と向き合う


前回の無数の「感情」ワード の記事は、
いつもより反響が大きく

「こんな感情ワードもありますよ~!」

というメッセージをいくつかいただきました。
今度、まとめて紹介させていただきますね蝶々


さて、そもそも、
なぜ「感情」を扱おうと思ったのか、ですが、、、

それは、
「感情に支配されないため」
です。

基本的に、感情というものは味方で、
人間のメカニズムを考えても、
心理学やEQ的に考えても、

私たちを守るため生き延びさせるために、
存在してくれています。

嬉しい、喜び、楽しい、という感情は、
それが続くと、幸せな状態が続いて
生きていくことができますよ!というサイン。

逆に、
苦しい、恐い、哀しい、不安という感情は、
それが続くと、無事に生き続けていけるか心配ですよ・・・
違う方法を考えた方がよくないですか?というサイン。

感情は、私たちに何かを教えてくれているのです。


ただ、感情は、放っておいても
出てくるものなので、
意識して、そのサインを読み解かないと

「感情に支配される」

ことになります。


それが、自分も周りの人も幸せにするものであれば
別に問題ないと思うのです。

けれど、憎しみ、恨み、哀しみ、苛立ち、寂しさ、、、
などに支配されると、正常な思考を失うだけでなく、

その人が本来もつ輝きや可能性ごと
閉ざしてしまいかねない、と思っています。

そこに視野や思考が集中して、
他が見えなくなってしまうから。

じゃあ、どうすればいいのか?

その1つが、
「自分の感情に気づく」

ことだと思っています。

自分が今、何を感じているのか?
注)何を「考えているか」ではありません。

その感情に気づき、
「コトバ」を与える。(=言語化する)

それだけで、かなり感情の支配から抜け出せます。

例えるならば、
ドラマの登場人物になって、
実際に恐怖や悲哀におののき、
(他の道があったとしても気づかないで)
破滅の方向に突き進んでしまうのか。

もしくは、感情に気づくことで、

そのドラマを、視聴者として眺め、
「あぁ、この人は今、こういう状態なんだ、、、」
「改めて考えれば、違う道もあるのに。。」
と、広く深い心で、「今」と「未来」を考えられるか。


・・・かくいう私も、昨日、ちょっと
感情に支配されそうになった
時間がありました。

夜、ひとりで自宅にいるとき、
ある出来事を目の当たりにして、
我知らず、涙があふれてきたのです。

心の中は、いろんな感情がこちゃまぜでした。

悔しいのか、疎ましいのか、ツライのか、、、
・・・自分でもわからない。

でも、涙をこぼして、
自分に問いかけました。

『今、私は何を感じているの??』


(意識をこらすこと、しばし、、、)
 ↑
この時点で、少しおさまりだしている。。。



「わかった!」

 今、私は、

 あの場に居られないことを
ものすごく悲しんでいるんだ!

 それが、つらかったんだ、と。


自分の感情に気づき、認識した瞬間、
それまで高ぶっていたものが、
スーっと、落ち着いていくのがわかりました。

そして、改めて
自分の人生でたいせつにしたいことが、
視界のまんなかに出てきました。


この繰り返し、積み重ねが、
あるかどうか。

例えば、電車の中で、
誰かに荒々しくぶつかられた時。

「なんだよー」とムカついて、
そのままイライラした状態で過ごすのか。

それとも、
「あぁ、、、今、私は、
自分がないがしろにされた感じがして
心がとげとげしくなったんだな」
と認識して、その気持ちを包み込めるか。


大事な人と、うまくわかりあえなかった時。

「なんで、わかってくれないの!」と腹を立てて、
相手(や、時に自分)を責めてしまうのか。

「本当は、すごくたいせつな人だから、
仲良くしたいんだ。仲良くできなかったのが嫌なんだ。
その人を失いたくないんだ。」
と、素直な心を認識して、向き合えるかどうか。

それは、一見、簡単なことじゃない。
自分に向き合う勇気も必要。


けれど、自分の感情に気づき、
それを否定せず、向き合い、包み込めれば、
感情に支配されない

本当の意味で、
自分らしい
人生になるのでは、と思っています。

ぜひ、自分の感情に気づき、
大事にしてあげてください。

自分の感情がわからなくなったら、
力になりますから。



あ、そういえば、このセミナーも
「感情」を扱います。

だから、こんな感想をいただくのかしら、、、

>全体として振り返ると、「とにかくすごいセミナー」だったな、

>というのが率直なところです。

>「いわゆる営業セミナー」のイメージを根本から覆す内容でした。

>このセミナーで「営業」は、ビジネスプロセスの中のひとつの
>プロセスという考えではなく、むしろ、人生観の投影である、
>というメッセージを受け取ったように思います。続き

「感謝を巻き起こす『営業しない営業』術」
(あと3席なのですが、どなたかブログ読者さん、
いらっしゃらないかしら、、、祈。)