⬆️このお話の続き




音読が大嫌いなケントとは大違いの次男。



1年生のときから音読だけはする。



次男の音読は「行くよ」という掛け声とともに始まる。



わたしは保護者のサインの小さなますの中に音読の内容に関係のある絵を描くことに夢中で,次男が教科書を出していないことにしばらく気づかなかった。



しかし、ある日それに気づいて、教科書を見ていたら,ほぼ間違いなくすらすらと次男は音読していた。



まぁ 読んではいない。



つまり,暗記している。



しかも,とても上手に感情を込めている。



暗記しちゃっているから感情も込めやすいのだろう。



1年生でも後半になると,かなり長いお話もあって,6ページくらいを暗記している。



ところが,ある日次男がぼやいていた。



「たくが教科書を出さないから隣りの女の子が出せってうるさいんだよ」



「たっちゃん,授業中教科書出さないの?」



「うん。だって覚えているのに,なんで出さなきゃいけないんだよ」



家でだって,教科書を出さないわけで,「じゃーどこで次男は教科書を覚えているんだ?」と不思議に思った。



次男は国語の教科書は、ずっとひとつの読み物として読んでいたみたいで,そのことは先生が教えてくださった。



ちなみに中学のときは、外を見ているか,国語の教科書を,他の授業のときも読んでいたらしい。



次男は,国語の教科書が好きなのだ。



そのおかげなのか,国語力だけはかなり高かった。



結果的には,その国語力に次男は随分と助けられたように思う。



そして,その国語力のおかげで本も書けたわけたし,その本は海を渡って韓国のお母さんたちにも影響を与えた。





その分,英語や数学は壊滅的だったが,それでもなんとか大学を卒業できたのは、くどいようだが、



国語力



家にテレビがなかったし,あの当時ゲームもあんまりなかったから,外で元気に遊ぶ他は,本を読んでいた。



図書館の本だから,いくらでも新しい本がある。



教科書だけでなく,本がたくさん働いていたのだろう。




ところで,



ちょっと先に行ってしまったので、再び神戸西区でのできごとに戻ろうと思う。




次男の「とんでもエピソード」の数々‥




続く






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