⬆️このお話の続き



次男の多動っぶりには磨きがかかっており、お風呂から出ると家の鍵を開け、裸のまま道路をもうダッシュ!!

わたしはあわてて服を着て、追いかけたいところだが、妊娠8ヶ月とか9ヶ月で走ることもできず、おまけに腰痛で苦しんでいた。

その後ろ姿に向かって、「たっちゃ〜ん、戻っておいで〜」と声をかける。


振り返りながら、キャッキャッと走って行く‥



これがほぼ毎日なので、さすがに困った。



結局、声をかけずに知らんぷりしていたら、つまらなかったらしくトボトボと戻ってきた、



しかし、このことはそれで終わらなかった。



近所の、一人の方から「静かにしてください」と言われた。



「ごめんなさい」と言ったものの、10月には4番目の子どもが生まれる。



赤ちゃんは泣く。



静かにできる自信はない。



ある日、仕事から帰ってきた夫としゃべっていた。


しかし、真夏で窓は開いていた。


翌日、同じ方から「静かにしてください」とまた言われた。



夫にそのことを話すと、「あれで苦情が来るということはここでは普通の生活はできないということだね」と引っ越しをすることにした。



引っ越してまだ2ヶ月くらいしか経っていなかった。



引越しにはお金がかかる。



夫は転職をして、次の会社で法人契約にしてもらって引っ越しの費用を全部出してもらうと言った。



そして、早速転職活動を始めた。



わたしは、その「静かにしてください」とおっしゃった方に手紙を書いた。




続く